2、3年前に春のトレーニングを兼ねて、鈴鹿山系の白瀬峠を目指したこと
があるが、その時、登山開始直後にミスミソウを見つけた。丁度この時期だ。
今回も鈴鹿山系にミスミソウの探索に出かけた。前回の例を参考に、標高
500m付近の山の斜面、少しガレたようなところを探した。探しては移動し
また探しては移動する内に、神様のおぼし召しのようにミスミソウが現れた。
よく見ると当たりにはミスミソウが沢山咲いていた。
幾つか撮ったので、ご覧下さい。
ミスミソウの解説記事がインターネット上で見つかりましたので、借用して
恐縮ですが、編集・記載させていただきます。参考にして下さい。
ミスミソウ 解説
ミスミソウ(三角草)はユキワリソウ(雪割草)とも呼ばれ、本州中部以西から
九州にかけて分布する多年草である。落葉樹林の林床や崖などに生育し、石灰岩
地域に多い。葉は常緑であり、雪の下でも緑を保っている。雪の積もりにくい急
傾斜地で冬越しすることは、常緑の植物としては、有利のはずである。
根出葉は三裂し、裂片の形が三角形で先端は鈍頭のものをミスミソウという。
円頭になるものをスハマソウというが、中間形もあって区別しにくいところもある。
3月終わりから4月にかけ、地下茎から高さ10から15cmの花茎をだし、頂端
に1つの花を咲かせる。顎片のように見えるのは茎葉であり、花弁のように見える
のが顎片であって、花弁はない。花弁のように見える顎片の数は6~10と変異が
あり、太平洋側では白色であるが、日本海側では薄く青、紫、赤などを帯びる
ものがあり、美しい。
以上です。