名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

ロマノフ王朝の建物と庭園  - 2015.4 ロシア旅から -

2020-08-20 05:39:36 | 海外・庭園鑑賞

 随分時間がたってしまったが、エルミタージュ美術館を見たくて、数年前にロシアに出かけた。
 旅行記などを旅行直後にブログに載せているが、庭園をテーマにブログ登録を計画したいと、
考えてきたが、まとまらずに時間がたってしまった。
 ロマノフ王朝の首都であったサンクトペテルブルグは、流石に広大なロシアの平原にあって、
王宮は贅を尽くし、長大で、優美で、個々の建築物そのものが美しい。この首都は、広大な
風景の中に、優雅な数々の建築物が存在感を有し、都市王宮庭園ともいうような景観で、首都の
中心部そのものが庭園というような佇まいだ。
 そこで、エカテリーナ宮殿(夏の宮殿)のような庭園の中に存在する王宮庭園をまず手始めとし、
ついで、冬の宮殿(現、エルミタージュ美術館)や宮殿広場、また要塞、海軍省などの数々の
建築物を含む都市庭園(仮称)を庭園と見立てて登録しようと思う。当時の副都心、モスクワの
クレムリンも都市庭園というような雰囲気である。これも上手くまとまれば掲載したい。
 Googleでロシアの庭園を検索すると、「夏の庭園」を始め、いわゆる庭園と言える王宮や庭園が
表示される。いずれも王侯貴族の宮殿とそれを取り囲むような庭園が検索されますが、今回の私の
短い旅では、立ち寄ることはできなかった。私の報告は、タイトル負けする内容ですが、旅行記録と
いうことで、ご容赦下さい。

<雑感> ロシアに旅行したのは5年前(2015年)4月半ばだったので、既に5年が経って
しまってっている。素晴らしい宮殿や眺めが心に染みついて残っている。このロシア旅の後に、
江戸時代にロシアと関わった日本人、高田屋嘉平と大黒屋光太夫について、小説「菜の花の沖」
司馬遼太郎著、「オロシア国酔夢潭」井上靖著、大黒屋光太夫」吉田昭著等を読み、当人達
の苦難の行程や信念に驚嘆し、また共感を味わった。
 また、この旅ではロシア人ガイドの生の声を聞き、街中でロシア人の生活などを垣間見て、
何となく恐れていたロシア人にも親近感を覚えた。残念ながらこの旅は個人企画の旅では無く、
旅行社のツアーに乗っかって出かけた旅だったので自由度が限られていた。が、それなりに
ロシアを感じることができて良かった。

ここで、一旦閉めることにします。興味のある方は、その2、「冬の宮殿(現・エルミタージュ美術館、他)」をご覧下さい。

冬の宮殿  https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/c10e37b267a95c63dc3a1391be0bc57e