名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

素人農業、成果と反省 (その2)

2022-01-04 21:46:15 | 野菜作りに挑戦

 秋~初冬にかけての収穫、 そして成果と反省

 初秋から10月初旬にかけては、夏野菜の名残の野菜として、トマト、キュウリ、オクラ、ナス
カボチャ、が良く穫れる。10月後半になると収穫物は一変する。根菜類が収穫の中心となる。
初夏に植えた薩摩芋が収穫の王様、ついで秋ジャガイモだ。
  薩摩芋は紅はるか(20本)と紅あずま(10本+α)の「蔓苗」を植えた。3回ほど試し堀をして
いる内に、紅はるかは掘り尽くしたが、手頃な大きさ(直径6~8cm)の芋は数本しか穫れず、
諦めた。昨年も同様だったので、土壌が向いていないのだと思うこととした。紅あずまは、比較的
大きな物も穫れ、ほぼ満足できた。最初に植えた苗の蔓が伸びたところで、蔓を切って2次苗を
作成したが、これらの株の収穫はやや少ない(また、小さい)と思われた。友人が苗が買えない
(時期が遅れて)というので、2次苗を穫り、提供したためだ。来期は割り切って、そういう苗の提供
は断ることとする。

 次に、秋ジャガイモだが、プラケースに種ジャガを植えて発芽させ、畑に定植し、黒マルチを
かけ、茎丈30cm位までは極めて順調に成長した。植えた品種は、キタアカリ、グランドペチカ、
デジマ、メークイン、トウヤ(少々)である。いずれも種芋20個~25個をうえた。今年の冬には、
美味しい秋ジャガを沢山食べたれそうだと喜んでいたが、花が咲き始めると一気に茎が萎れ、
枯れ始めた。(この時期10日ほど日照りが続き畑が乾燥していたことも関係あるかも?)先に
定植したキタアカリ、グランドペチカはほぼ全滅状態で、掘り返すと、ウズラの卵のような芋が
若干出てきた。2週間ほど遅れて植えたデジマとメークインは日照り時期に苗が小さかったこと、
気になったので少し散水も行った。その結果か、乾燥を乗り切り、その後も成長したが、こちら
も花が咲き始める頃になると、元気がなくなった。メークインだけは若干収穫できたが、全体で
見ると収穫量は昨年の1/5、約10kg位の収穫となった。 
 一番の原因は連作障害で、ついで日出り続きに水不足となったことが考えられる。次回は
特に連作障害に気を配ることとしたい。

 秋冬の葉物野菜としては、タカナ、ミニ大根、ブロッコリー、白菜、サニーレタス、小松菜、
ほうれん草、等を植えており、現在はブロッコリー、白菜、高菜、サニーレタスなどを収穫して
おり、正月用にほうれん草、小松菜を収穫し始めたところである。
  また、根菜として残っていたヤーコンは12月中に掘ると大量の芋が収穫された。糖尿病に
薬効があると聞いており、無味でシャキシャキ感がある。特別美味しい食材では無いが、サラダ
や炒め物に向いているようだ。

  というように、年度後半はいろいろ考えさせられる農業となった。これまで、頑張って色々な
作物を植えたので、今後は連作障害対策で頭を使うことになりそうである。