サイゴン動・植物園と街路樹などの観察
サイゴン動植物園は1864年にフランス人植物学者ルイピエールによって創設された
世界で6番目に古い動植物園だそうである。特に、植物園には貴重な植物が集められて
いたが、ベトナム戦争時に破壊されて喪失し、現在も修復中のようだ。
最初にガイド・トレインに乗車して園内を一周した後、植物観察を中心に再度、園内を
歩き回った。植物観察第一で、動物観察は殆ど省略した。動物園ではコビトカバが有名な
ようだが、警備員やガイドマンに聞いても分からなかった。一応カバの写真は撮ったが、
コビトカバかどうか??だ。日本語も英語も通じないのだから、やむを得ないか?
植物園にはいろいろな花が咲いていた。ランを始めとして、蔓の植物、板根を有する
巨木、葉の大きな樹木等、色とりどりの花をつけた熱帯植物が見受けられた。
街中では道路脇の植え込みや街路樹が意外に綺麗に整然と植えられていた。グエンフエ
大通りや旧・大統領官邸前の道路には綺麗な花が咲いていた。ところが一方、バイクの
暴走する主要道路はまだ整備中のところが多く、埃っぽくて閉口した。正に開発途上の
国であり、伸び盛りのエネルギーを感じた。JICAが地下鉄工事の支援をしているよう
で、2年後には初の地下鉄が開通するようだ。
以下、個別の植物の写真を掲載します。
<街路の樹木、植え込み>
以上です。
なお、 前回の記事「ベトナム・ホーチミン市を訪ねた」に、ホテル・ライフの記事を
追加しました。