畑の畦にタカサゴユリが咲く場所があった。
なぜかその場所は「帯化(*)」と呼ばれる奇形の茎になる確率が高く、必ず何本かが帯化して多数の花をつけていたのだ。
畑の持ち主は草刈の時にユリが芽を出していると丁寧に刈り残していたので毎年楽しめた。
ところが、刈り手が変わってからこのタカサゴユリはバッサリと刈られてしまう・・・
勤め人ゆえに時間が無いということもあるだろうが、なんとも・・・
今年は一本だけ刈り残されていた。
帯化はしていないようだが、花は見られるだろう。
参考に過去の画像を貼っておきます。
左側が普通のタカサゴユリ。
右側が帯化したタカサゴユリ。

*帯化(たいか)
綴化(てっか)や石化(せっか)とも呼ばれる。
茎の成長点がなんらかの異常で線状になり、茎が帯状に平たくなる現象。
成長点が虫や細菌等の外的要因で傷ついてなる場合は一時的なもので翌年も同じになるとは限らない。
遺伝子の異常だと毎年同じように帯化し、子孫にも帯化が固定する可能性がある。
よく見られるのはタンポポ、ケイトウソウ、ユリなどだが、テッカヤナギのように遺伝子レベルで固定し、華材として販売されているものもある。
参考:草木図譜「帯化とは何か」
なぜかその場所は「帯化(*)」と呼ばれる奇形の茎になる確率が高く、必ず何本かが帯化して多数の花をつけていたのだ。
畑の持ち主は草刈の時にユリが芽を出していると丁寧に刈り残していたので毎年楽しめた。
ところが、刈り手が変わってからこのタカサゴユリはバッサリと刈られてしまう・・・
勤め人ゆえに時間が無いということもあるだろうが、なんとも・・・
今年は一本だけ刈り残されていた。
帯化はしていないようだが、花は見られるだろう。
参考に過去の画像を貼っておきます。
左側が普通のタカサゴユリ。
右側が帯化したタカサゴユリ。

*帯化(たいか)
綴化(てっか)や石化(せっか)とも呼ばれる。
茎の成長点がなんらかの異常で線状になり、茎が帯状に平たくなる現象。
成長点が虫や細菌等の外的要因で傷ついてなる場合は一時的なもので翌年も同じになるとは限らない。
遺伝子の異常だと毎年同じように帯化し、子孫にも帯化が固定する可能性がある。
よく見られるのはタンポポ、ケイトウソウ、ユリなどだが、テッカヤナギのように遺伝子レベルで固定し、華材として販売されているものもある。
参考:草木図譜「帯化とは何か」