北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ライトトラップ 4月26日 ヨモギキリガなど

2015年05月01日 | 春のライトトラップ・外灯回り・糖蜜
4月26日、HIDハンディライトにてライトトラップをおこないました。


今回の月齢
iPhoneにて北広島の8時の気象条件
天気:曇り
気温13度
湿度33%
降水確率0%
風 南南東7m/s
体感気温13度

8時からスタート。


ミカドオオアリ
木柵に巣があるのかもしれません。
沢山います。
木柵や木道に巣を作る種類といえばクサアリ類、ヨツボシオオアリやシベリアカタアリを観察しています。
本種もそうなのでしょうか。



アオゴミムシ
林床にはマルガタナガゴミムシやコガシラナガゴミムシと思われる個体、ヒラタゴミムシの一種などがよく見られた。



小型蛾が増えてきました。
写真はホソガの一種。

肝心のトラップはシャクガ類は沢山来るがそれ以外はダメダメ。
30分で撤収。


4月14日にトラップをやった場所にて移動して再度点灯。
やはりここは安定的に蛾が飛来します。


アオヤマキリガ
渋いですね。



キジマエダシャク
シーズン初物。
初夏の蛾だと思っていたら春の蛾なのですね。
綺麗です。



シーズン初のマエモンハイイロナミシャク
沢山来ました。



変異があるので面白いです。



コモリグモの一種がシートに止まっている蛾を食べていました。



ニッコウエダシャクも一頭飛来しました。
シーズン初です。
前胸の毛が一部ないです。
何か異常があったのでしょうね。
痛々しいです。



カシワキリガ
地色自体が濃くて黒いカギ紋もその内側の紋もありません。
環・腎状紋の中の色も違います。
カシワキリガくさくはありますが、まるで別種ですね。



いつも見るタイプ。



ヨモギキリガ
シーズン初もの。
草原横なので草原性の本種も飛んできました。
丸い頭と胸部が愛嬌あります。



この日は風が強くてシートをちゃんと維持するのが大変でした。
この場所では1時間半のみの点灯で終了。

・この日確認した虫
ヤガ科
カバキリガ
ホソバキリガ
ブナキリガ
カシワキリガ
スモモキリガ
スギタニキリガ
カギモンヤガ
テンスジキリガ
アカバキリガ
チャイロキリガ
アオヤマキリガ
ミヤマカバキリガ×3
ホシオビキリガ×1
エゾミツボシキリガ×1
ヨモギキリガ×1 シーズン初

シャチホコガ科
シーベルスシャチホコ×1 シーズン初 逃げられました

トガリバ科
マユミトガリバ多数

シャクガ科
ウスベニスジナミシャク
チャオビコバネナミシャク
マエモンハイイロナミシャク シーズン初
ナカモンキナミシャク
クロオビシロナミシャク
ウスバキエダシャク
アトジロエダシャク
カバナミシャクの一種
シロテンエダシャク
ヒゲマダラエダシャク
フトフタオビエダシャク
トビモンオオエダシャク×1
ニッコウエダシャク シーズン初
キジマエダシャク シーズン初

ハマキガ科
ハンノキミダレモンハマキ

ヒラタマルハキバガ科
ヒラタマルハキバガの一種

スイコバネガ科
クロムラサキスイコバネ×2

コナガ科
コナガ×1

その他
マエモンシデムシ×2
マダラカミキリモドキ×1
エグリヒメカゲロウ×1
ムツモンホソヒラタアブ属の一種
ハマダラミバエの一種
コバエ類
アメバチの一種

点灯時間の問題もあるけど、蛾はもっと来てもよかったなと感じました。
フユシャク類はもう来てもトギレフユくらいだと思います。(今回は来ませんでしたが)
トガリバもミスジやタマヌキの時期が終わったようです。
これからの時期はホシボシトガリバやサカハチトガリバが出てくるのでしょうかね。
マイコトラガも出てきているので、撮りたいですね~



帰宅中、路上にてエゾマイマイカブリが歩いていました。
環境はというと川の近く。
ゴミムシ類同様もう活動しているのですね。


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コメント (6)
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