北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

エゾアカゲラ!!

2013年03月25日 | 冬の散策日記
この日もいつもの森で野鳥撮影。
エゾアカゲラの図鑑的な写真の撮影が狙いです。(3月23日 札幌市厚別区)


うまく撮影できたエゾアカゲラ
いつも顔の角度でボツになってしまうけど、今回は体が真横だったので成功したのだと思います。
真横というのも理想です。
欲を言うと目に光が反射してほしかったです。


カメラを動かす手以外は微動だにしないようにしていたのでまったく警戒されませんでした。
安心したのか毛づくろいをはじめました。
プカプカしているカモを思わせるポーズですね。

その後10分ほどで飛んでいきました。
しかし僕はその後も20分間、同じ場所でじっとしていることにしました。
足のひえがすごいですが鳥が近くまできます。

5メートル先でヤマガラが長いこと止まっています。
こんな静かなヤマガラ初めてです。
10分くらいすると別のヤマガラが来て一緒に近くのカエデの樹液を舐めに行きました。
樹液酒場にはハシブトガラもいます。
シロハラゴジュウカラは近くて相変わらず数が多い。
この森ではあまり見かけないシメも、枝でじっとしているのに気づきました。

鳥たちの日常を覗いているようで微笑ましく楽しい時間でした。



最後にエゾアカゲラ♀
今度はメスの図鑑的写真を撮りたいですね

アカゲラの英名は「グレート・スポテッド・ウッドペッカー」。
訳は「大きな・斑点のある・キツツキ」です。
ちなみにコアカゲラは「レッサー・スポテッド・ウッドペッカー」で「より小さい・斑点のある・キツツキ」ということで、アカゲラと比べたのでしょうね。
英名って日本名より長い分意味も多分に含んでて面白いですね!


3月25日~

同じ場所で撮ったエゾアカゲラが、最初に載せた個体と同じだった。




かいかい…


寝癖みたいになってしまいました。
これでいいのでしょうか。


キツツキの嘴は横から見ると鋭くありません。
しかし上から見ると写真のように鋭くとんがっています。
この形はまるで工具のノミのようですね。
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オナガコバチの一種

2013年03月23日 | 昆虫の飼育やお話など
材採集で出てきたハチ…ではありません。
今年は材採してないんです。
これはおそらく鉢植えで発生したキノコバエか何かに寄生して羽化したものだろうと思います。
周りには不快かもしれないけど益虫ですね。


オナガコガチ科の一種 3月23日 札幌市厚別区
窓を歩いています。
常に歩き続けるので撮影には苦戦、しかしキノコバエのようにすぐ飛んだりしないのが救いです。


羽化したのは1頭だけではないと思うのですが、今のところこの個体しか見つかりません。
このハチは何枚か撮影すると飛んで行ってしまって行方不明になってしまいました。

これを気に極小昆虫を撮影する楽しさを思い出しました。
春近いこの時期、ちょっとした朽木などが出てきたら極小昆虫撮影のため材採しようかな~なんて考えています。
コメント (2)
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シロハラゴジュウカラの毛づくろい

2013年03月22日 | 冬の散策日記
3月15日、この日も森へ入ったがたいした写真が撮れないまま森を出ようとした。
森の入り口に差し掛かった時、松の木でじっとしているシロハラゴジュウカラを見つけた。


首だけ動かしてきょろきょろしている。
どうしたんだろうか。
すると突然取りつかれたかのように毛づくろいを始めた。


シロハラゴジュウカラの毛づくろい
是非高画質で見てみてください

普通に木を登りました。
ちょっと息抜きしただけでした。
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また太平洋側から~

2013年03月19日 | 冬の散策日記
鵡川に行ってきました。(3月17日)
この日、晴れでも鵡川は風が強いので寒く感じます。
流石海辺といったところです。


オジロワシ幼鳥はよく見ます。
大人の方は道中に多かったですが鵡川では少なかったです。


ずっと左方向をにらんだ後、その方向に飛び立ちました。



オジロワシに比べるとトビはかわいいですね。



逆光になってしまったけど純粋なカモメ
他のカモメたちとは群れず3羽でいました。


続いて漁港へ行こうとするもちょっと迷う。
トビを見ていた親切な人たちに車を使ってまでして案内してもらいました。
すごく親切にしていただいて、ありがとうございました~

ということもあって無事到着。


今回は何がいるのでしょうか。


ホシハジロは好きだからついつい撮影

前とあまり変わらない顔ぶれでした。



図鑑的なセグロカモメの撮影に成功


セグロカモメの下に越冬ハマシギが2羽でうろうろしてました。
しかし箱を持った漁師さんが来て逃げてしまいました。



電柱にノスリ
まだ幼鳥ですがホバリングをしながら草原を覗く姿が様になっていました。


夕方近くなってきてガンの集団がよく見られました。
農耕地にて採餌中の個体もいました。

鵡川散策はこんな感じで終わりました。
今回ちょっと地味な感じですがカモメをもっとしっかり覚えて、渡っちゃう前にもう一度ここへ行きたいですね。

この日鵡川で見た野鳥
オジロワシ成×6など、トビ、ノスリ、カワラヒワ群れ、アオサギ、オオダイサギ、ウsp、オオハクチョウ、マガン、クロガモ、ホオジロガモ、シノリガモ、ホシハジロ、スズガモ、カワアイサ(港内にて)、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ハマシギ×2、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、カモメ×3、キジバト、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ
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事故にあったメボソムシクイ

2013年03月18日 | 野鳥
今日も過去編、3日目最後のムシクイ科はメボソムシクイです。

タイトルの「事故」といっても車にぶつかったのではありません。
メボソムシクイが窓に激突したのです…


メボソムシクイ 2012年10月15日 恵庭市
目をつぶったままでいました。
僕が見つけると、そこに立ち会ったその道の人たちが鳥を保護するためにダンボールを持ってくると言うので、僕はその間見張りをすることになりました。

秋の遅い時期、この時期に見られるムシクイ科はメボソムシクイでほぼ確定でしょう。
体の特徴からメボソムシクイ確定ということで落ち着きました。

もっと入り込んだ話。メボソムシクイは北海道では亜種としてコメボソムシクイがほとんどで亜種メボソムシクイがほとんど確認されていないとか。
しかし見た目での識別はできないというので今回は亜種レベルではなくメボソムシクイということで。


頭央線などありません。


そして気になっていた下嘴。
ちょこっとだけ黒っぽい部分がありますが、ほんとにすごく薄くてちょっとした汚れにしか見えません。
これではセンダイムシクイとの区別はできませんね。

そして会合線のように上嘴にも黄色い部分があり線のようになって見えます。


目をあけました。
すいません、あざとくこんなに撮影しちゃって

ちょうどダンボールもってきたので僕はこれでおさらばということで…その後このメボソムシクイはどうなったのでしょうか
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