キタホソアトキリゴミムシ 10月21日 札幌市厚別区
灯火に来ていた個体を採集。
馴染みのホソアトキリゴミムシに似ているが、前胸背板側縁の剛毛が後角に1対なのに対して本種は後角と中央部と合計2対あるので区別できる。
イクビアトキリゴミムシよりも前胸背板の側縁が後角近くでほとんど波曲しない。
フトヒゲホソアトキリゴミムシは前頭に縦じわがないが、キタホソアトキリには縦じわが見られる。
チャバネホソアトキリゴミムシは上翅の第3間室に通常3孔点があるが本種は1つのみで、体長が4.5mm内外なのに対し本種は5.5~6mmで写真の個体は6mmあった。
つまり本種は、5.5~6mm.前胸背板側縁の剛毛が後角と中央部と合計2対あり、側縁が後角近くでほとんど波曲しない。前頭に縦じわが見られる。上翅の第3間室は1孔点。
まとめに至ってはイクビアトキリゴミムシの項を書けばよかったような気がするがまあいいか。
保育社の甲虫図鑑のに頼りっぱなしだけどゴミムシは全体の6割ほどしか載ってないらしいのでこれだけじゃ断言できないのが痛い。