このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
久しぶりにラウンドカラーのクレリックシャツを買った。あまりにきれいなので、手結びのボウタイを締めたら、気分はすっかりニック・キャラウエイだ。
どこにも物好きがいるらしく、「華麗なるギャツビー」の3本の映画化作品の主要キャストを並べた画像データ(下)がある。
こうして改めて眺めてみると、3本とも順当なキャスティングと言える。
面白いことに、3段目のニック・キャラウエイ役の二人、2000年版のポール・ラッドと2013年版のトビー・マクガイアはほろ苦い青春映画「サイダーハウス・ルール」(1999年)で共演しており、また、マクガイアはマーベルの「スパイダーマン」で、ラッドは「アントマン」で、それぞれ颯爽としていない主役を演じている。マーベルのキャスティング恐るべし。ついでに言えば、3代目ハルクにマーク・ラファエロを抜擢したのも、驚いた。
話がそれた。
三人のニックはいずれも目が深いのが特徴だ。主役のギャツビーのふるまいを隣りで見つめるまなざしが。
僕は時々思う。もし1980年代後半に「ギャツビー」がリメイクされていたら、ニック役はマイケル・J・フォックスが適役だったろうな、と。
「愛と栄光への日々」や「再会の街/ブライト・ライツ、ビッグシティ」でのシリアスな演技はとてもよかった。
コメディ映画でスターダムに登りながらどこか目が深く表情に影があるのは、のちに難病を発症してしまうためか。それを隠して演技を続けていたからか。
「愛と栄光への日々」(1987年)より、エンディング。
奔放な姉(ジョーン・ジェット)を見つめる弟フォックスの目が深い。