「明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
思いがけず組合長職を拝命して二年近く、役者不足と困惑しながらも県・市とのさまざまな共同事業、課題解決を無事に行なうことができましたのは、ひとえに役員のみなさま、および組合員のみなさまのご支援によるものと感謝申し上げます。
また、本日はご多用中にもかかわらず県保健福祉事務所長様、市長様、市福祉介護課長様にご臨席いただきましたことも、非常に誇らしく感じております。
東日本大震災により、ここにお集まりの組合員様の多くが甚大な被害を蒙りましたが、来賓のみなさまがたと担当課様の迅速なご対応とご支援により、それぞれが見事に復旧復興を果たし、今夜このように笑顔でテーブルを囲んでおりますところをご覧いただけることは、なにより嬉しく思えます。
改めまして、組合員一同、お三方様に深く感謝申し上げます。
さて、みなさまご存じのとおり、現在、全国の自治体において地域包括ケアシステムの構築と本格稼働が急がれております。
このシステムの中で、われわれ介護サービス事業者、当組合の果たす役割は非常に重要で、各地域に点在する組合員事業所がその具体的な拠点となって住民の方々の日々の生活を支えて行くことがこれまで以上に求められます。
実際、当組合長には、本市地域包括ケア推進協議会の副会長職が割り当てられております。
今年もまた組合員のみなさまとともに、本市の地域包括ケアシステムの推進のため、さらに汗をかき、本市のシステムは一味違うな、素敵だな、と他市町村から羨望のまなざしで見られるような成果を上げて、来賓の皆様から当組合がお褒めいただけるよう頑張ってまいる所存です。
長くなりました。今夜は短い時間ではございますが、ささやかな余興も準備しております。
ご歓談とともに、楽しんでいただければ幸いです。」