波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

この頃 思ったこと

2022年02月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 

学校の先生が全体の5%不足(1591校、2065人)、小の学級担任474人、中で教科担任16校足りない。前から、先生増やさず酷使し続ける安上がり教育が、この国の教育の根本問題と思っていたが来るところまで来た。教育は、対照の子ども、指導する教員、内容の教材の三角関係で成立。その一角が崩れているのだから、深刻さの度合いは半端ない。一番腹立つのは、原因も、責任の所在も、解決の仕方も明らかなのに、反省も方針も全く出ないこと。すでに終わってる。部分的問題などでなく根本的問題。

 

勝海舟自伝『氷川清話』再読中に、父親の勝小吉自伝『夢酔独言』面白く読み始め、本棚に『それからの勝海舟』(半藤一利著:筑摩文庫)見つけ、自分の海舟好きに笑う。こういう「本つながり」は読書の楽しみ。
バラバラに読んでいた本が著者どうしや、考え方の重なりでつながりを知った時密かに嬉しい。前に、【大江健三郎-井上ひさし-小森陽一】のことを書いたが、【大江健三郎-伊丹十三-緒方拳(書)-中村好文(建築)】もそれ。別々にこれ何となく面白いなあどうしが、ある時カチャッと噛み合うのが気持ちよく、それが次々とつながっていくのは格別。人と人がわかりあうのもそんな感じかもなあ。

 

歩けるのは素敵なこと。山奥に住む老夫婦がシャンシャン畑仕事をしているTV画面に見とれる。胃がん手術して10年以上経つが、退院してしばらく歩けなかった感覚を覚えている。「歩けてあたり前」は70歳前の常識、70歳以降は「歩けるのは歩く努力をしているから」。車の運転の怖さは、認知症由来の事故とともに、歩けないのに移動できる不自然さに身体も精神も慣れてしまうこと。2日歩いて今日休んだ、明日は歩こうっと。こんな決意をしなければならないほど歩けていない怖さ。


画像は、赤く色づいたオキナワスズメウナリの実。昨年春にいただいた苗に緑色のウリ坊みたいのがたくさん実り、部屋の暖で一気に色づいた 本当に大事なことを知るのに苦労する感じの最近。硬貨両替の損得をママヨさんと勉強中。金融機関が貧乏人はもう相手にしません、という感じ。コロナも何が本当なのかが不明、なんなんだ?東京の国と都の判定基準の違いは!

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