先日、こんな記事を読み、ちょっと気になっていました。
たばこも酒も習慣、食道がんリスク10倍~アサヒコム記事
喫煙とお酒と両方たしなむ人は、そうでない人にくらべて食道ガンのリスクが9~11倍、タバコを吸う人は5倍、お酒をほぼ毎日飲む人は2.7倍のリスクがあるそうです。まぁ、ありうるでしょう。予想される話です。
ところが、気になったことが一つ。この記事では、緑茶を1日3杯以上飲む人が、そうでない人とくらべて、1.7倍も食道がんのリスクが高いというのです。これは理解できません。記事中では、「お茶を熱い状態で飲む人が多かったのかもしれない」という研究者のコメントが載っていました。この点、そういえば、と心当たりがありました。
昔、魔法瓶というものが登場したとき、沸かした湯がさめにくいというのでびっくりしたものでした。ガラス製の、中ぶたのあるタイプです。注ぐときには魔法瓶を持ち上げて傾けなければならないので、お年寄りには使いにくいものでした。
そこで、「押すだけ」ポットが登場しました。ふたを回して押すと、空気圧でお湯が出てくるしかけです。これなら持ち上げなくても良いので、お年寄りでも楽に使えます。
次には、押す力も不要な、電動式のポットが登場しました。どうせ電気を使うのですから、夜間電力を使ってお湯を沸かし、電熱をコントロールして一定の温度に保っておくことができるポットが普及しました。
現在のポットは、90℃と98℃を選択して設定できるようになっているものが多いようです。カップヌードルを食べるときなどは、98℃の設定はありがたいものです。でも、こんな記事を見ると、ちょっと考えてしまいます。昔の魔法瓶は、98℃で保温することなどできなかった。今は98℃で保温することが当たり前になっている。もしかして、これが食道がんリスクの原因になっていないのだろうか。
私自身、最近どうも声がかすれる気がします。熱いお茶が好きな老父も、声がかすれます。もしかしたら、これは98℃のお湯と関係がないのか。消費電力の面でも少なくなるだろうし、90℃のお湯を使うようにしたらどうだろう。
そんなわけで、最近ぬるいお茶を好んで飲んでいますので、写真は「猫舌」がテーマです。
たばこも酒も習慣、食道がんリスク10倍~アサヒコム記事
喫煙とお酒と両方たしなむ人は、そうでない人にくらべて食道ガンのリスクが9~11倍、タバコを吸う人は5倍、お酒をほぼ毎日飲む人は2.7倍のリスクがあるそうです。まぁ、ありうるでしょう。予想される話です。
ところが、気になったことが一つ。この記事では、緑茶を1日3杯以上飲む人が、そうでない人とくらべて、1.7倍も食道がんのリスクが高いというのです。これは理解できません。記事中では、「お茶を熱い状態で飲む人が多かったのかもしれない」という研究者のコメントが載っていました。この点、そういえば、と心当たりがありました。
昔、魔法瓶というものが登場したとき、沸かした湯がさめにくいというのでびっくりしたものでした。ガラス製の、中ぶたのあるタイプです。注ぐときには魔法瓶を持ち上げて傾けなければならないので、お年寄りには使いにくいものでした。
そこで、「押すだけ」ポットが登場しました。ふたを回して押すと、空気圧でお湯が出てくるしかけです。これなら持ち上げなくても良いので、お年寄りでも楽に使えます。
次には、押す力も不要な、電動式のポットが登場しました。どうせ電気を使うのですから、夜間電力を使ってお湯を沸かし、電熱をコントロールして一定の温度に保っておくことができるポットが普及しました。
現在のポットは、90℃と98℃を選択して設定できるようになっているものが多いようです。カップヌードルを食べるときなどは、98℃の設定はありがたいものです。でも、こんな記事を見ると、ちょっと考えてしまいます。昔の魔法瓶は、98℃で保温することなどできなかった。今は98℃で保温することが当たり前になっている。もしかして、これが食道がんリスクの原因になっていないのだろうか。
私自身、最近どうも声がかすれる気がします。熱いお茶が好きな老父も、声がかすれます。もしかしたら、これは98℃のお湯と関係がないのか。消費電力の面でも少なくなるだろうし、90℃のお湯を使うようにしたらどうだろう。
そんなわけで、最近ぬるいお茶を好んで飲んでいますので、写真は「猫舌」がテーマです。