「私の好きな『第n番』」という題で、第1番から第9番まで、オールジャンルのクラシック音楽から番号のついた曲を1人1曲ずつ、計10曲を選ぶという試みをしてきました。自分の音楽的な好みの方向性がわかり、なかなかおもしろいものでした(^o^)/
でも、これだと、どうしてもロマン派以降に偏ってしまうのですね。多作家ハイドンはもちろん、ヴィヴァルディやコレルリ、そしてモーツァルトもバッハも、著しく不利になってしまいます。また、番号のない、作曲家渾身の「これ1曲だけ」というものもたくさんあります。
そこで考えたのが、
を、それぞれノミネートしてみよう、というプランです。
まずは前者からですが、その際に、10番台、20番台、というふうに、細かく区切ることも考えられますが、それぞれに10人10曲をノミネートすることに一苦労しそうです。そこで考えた秘策が、一気に「第(n>9)番」というくくりにしてしまうこと。これなら、第10番でも第999番でもオッケー、候補に悩むことはなさそうです(^o^)/
そして選定した結果は、以下のとおり。
コレルリ 合奏協奏曲Op.6から、第11番
ヴィヴァルディ 協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8から、第12番
J.S.バッハ カンタータ第211番「お静かに、お喋りめさるな」(コーヒー・カンタータ)
ハイドン 弦楽四重奏曲第67番「ひばり」
モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第10番
シューベルト 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
メンデルスゾーン 無言歌第12番「ヴェネツィアの舟唄」
ドヴォルザーク スラブ舞曲第10番
マーラー 交響曲第10番
【次点】
ブラームス ハンガリー舞曲第10番
コレルリやヴィヴァルディの曲は、あまりたくさん聴いているわけではありませんので、どうしてもふだんよく聴いているいくつかの録音に偏りがちですなのですが、ヴィヴァルディの第12番RV.449は、また格別。ふつうはヴァイオリン協奏曲として演奏されるそうですが、DENON のイタリア合奏団のCDではオーボエで演奏されており、これがたいへんに魅力的なのです。
モーツァルトについては、後期三大交響曲やセレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、あるいは第25番など他のピアノ協奏曲も悩ましいところですが、よく聴く頻度から考えて、これに決定。ハイドンもまた、第77番「皇帝」など他の弦楽四重奏曲やザロモン・セットの交響曲群もあり、選択に悩むところですが、ハイドンらしい明るい曲調が好ましく、こちらを選定しました。ベートーヴェンも、後期の弦楽四重奏曲もあるわけですが、「私の好きな」という冠を付けることを思えば、やはりこちらでしょう。シューベルトについては、弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」という選択肢もありましたが、迷わずためらわず、「死と乙女」を選びました。
メンデルスゾーン、ドヴォルザークは、大曲に偏りがちなところを中和する上でも、きらりと光るところを。とくにドヴォルザークについては、先ごろ実演を聴いたばかりの弦楽四重奏曲第10番という選択肢もあるわけですが、故ジョージ・セルがクリーヴランド管を率いてEMIに録音した「交響曲第8番」にフィルアップされたものが、格別にお気に入りであります。もう若くはないから、という言葉をよく使うようになった頃にこういう音楽を聴くと、ほんとに切なくなりますね~(^o^)/
次点のブラームスは、ブラームス自身による編曲。場合によっては、選手交代するかもしれません。まあ、気分次第で(^o^)/
(*):これまでの結果~私の好きな「第○番」の過去記事~「第1番」「第2番」「第3番」「第4番」「第5番」「第6番」「第7番」「第8番」「第9番」
でも、これだと、どうしてもロマン派以降に偏ってしまうのですね。多作家ハイドンはもちろん、ヴィヴァルディやコレルリ、そしてモーツァルトもバッハも、著しく不利になってしまいます。また、番号のない、作曲家渾身の「これ1曲だけ」というものもたくさんあります。
そこで考えたのが、
(1) 10番以上の番号を持つ曲
(2) 番号を持たない曲
を、それぞれノミネートしてみよう、というプランです。
まずは前者からですが、その際に、10番台、20番台、というふうに、細かく区切ることも考えられますが、それぞれに10人10曲をノミネートすることに一苦労しそうです。そこで考えた秘策が、一気に「第(n>9)番」というくくりにしてしまうこと。これなら、第10番でも第999番でもオッケー、候補に悩むことはなさそうです(^o^)/
そして選定した結果は、以下のとおり。
コレルリ 合奏協奏曲Op.6から、第11番
ヴィヴァルディ 協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8から、第12番
J.S.バッハ カンタータ第211番「お静かに、お喋りめさるな」(コーヒー・カンタータ)
ハイドン 弦楽四重奏曲第67番「ひばり」
モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第10番
シューベルト 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
メンデルスゾーン 無言歌第12番「ヴェネツィアの舟唄」
ドヴォルザーク スラブ舞曲第10番
マーラー 交響曲第10番
【次点】
ブラームス ハンガリー舞曲第10番
コレルリやヴィヴァルディの曲は、あまりたくさん聴いているわけではありませんので、どうしてもふだんよく聴いているいくつかの録音に偏りがちですなのですが、ヴィヴァルディの第12番RV.449は、また格別。ふつうはヴァイオリン協奏曲として演奏されるそうですが、DENON のイタリア合奏団のCDではオーボエで演奏されており、これがたいへんに魅力的なのです。
モーツァルトについては、後期三大交響曲やセレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、あるいは第25番など他のピアノ協奏曲も悩ましいところですが、よく聴く頻度から考えて、これに決定。ハイドンもまた、第77番「皇帝」など他の弦楽四重奏曲やザロモン・セットの交響曲群もあり、選択に悩むところですが、ハイドンらしい明るい曲調が好ましく、こちらを選定しました。ベートーヴェンも、後期の弦楽四重奏曲もあるわけですが、「私の好きな」という冠を付けることを思えば、やはりこちらでしょう。シューベルトについては、弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」という選択肢もありましたが、迷わずためらわず、「死と乙女」を選びました。
メンデルスゾーン、ドヴォルザークは、大曲に偏りがちなところを中和する上でも、きらりと光るところを。とくにドヴォルザークについては、先ごろ実演を聴いたばかりの弦楽四重奏曲第10番という選択肢もあるわけですが、故ジョージ・セルがクリーヴランド管を率いてEMIに録音した「交響曲第8番」にフィルアップされたものが、格別にお気に入りであります。もう若くはないから、という言葉をよく使うようになった頃にこういう音楽を聴くと、ほんとに切なくなりますね~(^o^)/
次点のブラームスは、ブラームス自身による編曲。場合によっては、選手交代するかもしれません。まあ、気分次第で(^o^)/
(*):これまでの結果~私の好きな「第○番」の過去記事~「第1番」「第2番」「第3番」「第4番」「第5番」「第6番」「第7番」「第8番」「第9番」