電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

巨大地震と停電で役立ったもの

2011年03月17日 06時01分26秒 | Weblog
地震の後の情報収集に際して、役立ったのはラジオでした。そして、停電の夜に役立ったのは、大型の懐中電灯でした。この二つが合体した製品が、写真の黄色いラジオ付き懐中電灯「ライト・ラジオFF-101R」(*)です。ブランド名が「パナソニック」ではなく「ナショナル」となっていますので、たぶん1970年代のものかと思います。懐中電灯が単一乾電池三個で、ラジオのほうは単三乾電池二個が必要です。古い製品ですが、電源が別々になっているところがたいへん良いものです。今ならば、LED を用いたラジオ・ライト製品があるのではないかと思います。そのほうが、電池の持ちが良いかもしれません。

SONYのポータブル・ラジオは、老母の枕元に置いていました。こちらは、単三乾電池四本で動作します。ノイズが少なく、受信状況は一番良好なようです。音声もクリアで、聞き取りやすい音質です。もう一つ、SONYのポケットラジオは単四乾電池二本で動作しますが、非常時に胸ポケットに入れておいて役立ちました。ただし、スピーカの口径の関係か、音質は聞き取りやすいものではありません。

ラジオ付きカセットプレーヤーも、携帯電話が不通ですので混入するノイズがなく、明瞭に聞くことができます。でも、ラジオ放送を一人ポツンとイヤホンで聞くのは寂しいものがあります。災害時には、同じ放送にみんなで一緒に耳を傾けることが大事だと感じました。

忘れてはならないのが、予備の電池です。我が家では、たいてい乾電池はパック買いしますので、必ず何本かの予備があります。今回は、家にあった単三乾電池二本を使って、ストレート型懐中電灯を一回だけ電池交換しただけで終わりました。夜は早く寝てしまいましたので、実際にはそれほど乾電池を消費することはありませんで、これは意外な結果でした。無理して大量に電池を買いだめする必要はないのでは、と思います。

(*):趣味のラジオ紹介!~National FF-101R
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