電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ガソリンスタンドに車の列、コンビニの棚はまだら模様

2011年03月15日 06時02分28秒 | Weblog
地震の影響で、仙台市など宮城県内に物流基地があった地域は、大きな影響を受けているようです。開いているガソリンスタンドは、どこも長蛇の列。とくに、宮城県と接する市町の国道沿いには、仙台ナンバーや宮城ナンバーの車が目立ちます。給油や食料・日用品の買出しでしょうか。

当地のコンビニの棚も、パンやカップ麺などは姿を消し、牛乳やレトルト食品もありません。バレンタインのお返しを当て込んだホワイトデー・ギフトや酒類、おつまみ類、清涼飲料などが売れずにずらりと並んでいます。当面、必要ではない、という判断なのでしょう。店員さんの話では、売れそうにないものだけが二日分も届いたそうで、本部も混乱しているんでしょう、ということでした。宅配便も受付を全面ストップ、バスもトラックも燃料が補給できないのですから、陸送も緊急用が最優先になっているようです。

新聞等によれば(*)、出張や旅行中だった人たちが、東北新幹線が不通になり帰れなくなっていましたので、被害の少なかった山形空港では増便し、さらに救援のヘリコプター等の発着の基地としても機能しているため、24時間態勢なのだとか。物流については、仙台市に通じる、例えば国道48号線に近い東根市あたりで支援物資等を集積し、関山峠を越えて陸送するという方法がとられるようです。日本海ルートをとれば酒田港経由の陸送という方法も考えられるのでは、などと想像したりしています(*2)が、そうは言っても今まで電子化に頼っていた物流を臨機応変に変えるには、担当する方々の努力も大変なものでしょう。それは充分にわかりますが、報道を見る限り、なんとか隣県の困窮を救ってほしい!と願わずにはいられません。

当方、ガソリンを節約するため、買い物に出かけるのは当分見送り。不要不急の電気も節約し、厚着をして過ごしております。食料については、幸いに地産地消できるお米や野菜、鶏卵やきのこなどを使って、細々と食べつなぐしかないでしょう。

水曜日からはまた寒くなるそうで、天気予報は雪となっております。被災し孤立されている方々が、一刻も早く救援されることを祈っております。

(*):たとえばこんな記事~被災地復旧へ本県に物資基地、山形空港に国内外から救援機~山形新聞より
(*2):物流、日本海側に比重~読売オンライン山形版
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