電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

なんとか、元気です。

2011年03月14日 06時03分40秒 | Weblog
避難して孤立している方々の一刻も早い救援と、行方不明者が一人でも多く無事で発見されますようお祈り申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。



いやはや、びっくりしました。今まで経験したことのない、強く激しく、周期の長い揺れがかなり長い時間続いたので、これは大きな地震だと思いました。揺れている真っ最中にテレビをつけたら、震源地は宮城県沖とのこと。すぐ停電になりましたので、その後の情報は途絶えてしまいました大きな余震が続いたので、これは相当に大きな規模の、普通でない大地震だと感じました。夜は停電で真っ暗になりましたが、ペットボトルや水筒、魔法瓶などに水をたくさん蓄えておいたのと、生産農家の強みで食料には困りません。写真のように、懐中電灯とろうそくで真っ暗な夜を過ごしはしましたが、石油ストーブでお湯を沸かし、湯たんぽと猫たんぽで、寒さにふるえることはありませんでした。

翌朝、私は信号が消えた郊外路を車で出勤しましたが、幸いにほとんど被害はありませんでした。妻のほうは、一人暮らしの老人宅を見回り、声をかけて歩きましたが、皆さんいたって元気そうで、停電の夜は戦時中の生活を思い出したそうです。でも、そうは言っても、心細い思いをしたことは間違いないことでしょう。ふだんから声をかけあう田舎のご近所パワーは、いざというときにはなんとも心強いものです。

我が家のあたりは、地盤が比較的安定しているせいか、震度5とはいっても室内落下物はこけし程度でほとんどなし、いたって落ち着いています。ただし、地盤の関係か、妻の実家のあたりが被害が大きく、門が倒れたり土蔵の壁が落ちたりなどの被害があったとのこと。とりあえずどっさりおにぎりを作って、妻と二人でボランティアに行ってきたところです。

そうそう、福島県にある東京電力の原子力発電所は大変なことになっているようです。宮城県の女川にある東北電力の原子力発電所に関する報道が少ないようですが、いったいどうなっているのか、そちらのほうも心配です。もぐらたたきのように原発事故が連鎖したりしたら、最悪の事態です。なんとかうまく、全基を停止に持っていってほしいところです。

まだまだ強い余震や、内陸直下型の誘発地震の可能性もありそうです。備えよ、耐えよ、希望を持て、ですね。節約生活で乗りきりましょう。
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