電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

スリップシール機構をもってしても乾燥する場合はあるか

2013年10月14日 06時19分35秒 | 手帳文具書斎
落っことして故障したブルゴーニュ万年筆はただいま修理依頼中。万全の状態で戻ってこれるように祈りつつ、頭の中であれこれと万年筆談義をしております。

さて、乾燥しにくいスリップシール機構をもってしても、ペン先が乾燥して書けなくなってしまうということがありうるか?これは、古典ブルーブラックインクを愛用する者にとっては、きわめて重大な結果をもたらしますので、本質的な問いになりえます。

充分な量のインクが補充されていれば、数ヶ月程度で乾燥することは考えにくいのですが、インクタンクが空の状態で放置したら、あり得るのではないか。実際、プラチナの#3776ブルゴーニュを購入する以前に、同社の廉価万年筆プレッピー(プレピー?)で、こういう状態を経験し、あやうく書けなくなるところでした。あわてて水洗いして復活しましたが、過信は禁物だと痛感しました。

結論:スリップシール機構は、インク量が充分にあれば効力を発揮するが、インクがなくなってしまえば乾燥を防ぐことはできないのでは。過信せず、インク残量に注意を払うべきだろう。



写真は、過日、偶然に交差点の信号待ちで遭遇した仙台フィルハーモニーのトラック。どこか演奏旅行の途中なのでしょうか。トラック野郎でなくても思わず目を引く車体塗装です(^o^)/

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