走行距離が14万キロを超え、ショックアブソーバ等、足回りのへたりが気になってきている現用車ティーダ・ラティオですが、候補として考えた電気自動車の日産リーフが、冬季の試乗で寒さに震えた経験(*1)から、やはりまだ内燃機関の車にしておこうと考えるようになりました。さて、では何にすればよいか。これまでずっと日産車ばかりを乗り継いで来ましたので、今度もまた同じ日産車にしたいという気持ちもありますし、一方で年齢的に車を更新するというチャンスは残り少ないことを考えると、他社の車に乗ってみたいという気もします。気持ち的には、揺れているところです。
できれば、荷室が独立したセダンタイプが希望(*2)なのですが、一方で取り回しの不便な大きな車は不要です。昔ながらのコンパクト・セダンというのは、ほとんど選択肢がないのですね。あらためて愕然としております。しかたがないので、ハッチバック型の車種も候補として、現在のティーダ・ラティオよりも小型で燃費の向上も望むことができ、しかも運転して楽しい車という条件で比較検討することとしました。
候補としたのは、次の車種です。
日産のノートは、12ヶ月定期点検の際にディーラーで見てきました。ホイールベースも諸元も現用車とほとんど同じで、エンジンを1.5リットルから1.2リットルまでダウンサイジングして燃費データを改善し、一種クラスレスな雰囲気を持っていたシートや内装を簡素化・コストダウンした感じです。アイドリング・ストップなどの導入により、燃費のデータは今よりも改善されるでしょうが、車重に比べて非力な印象を受けます。ノートと共通性が高い車でラティオがありますが、こちらは現用車と比べてコストダウンが見え見えなのに値段だけは高い。選択肢がないということは、こういう結果になってしまうのでしょうか。

マツダ・デミオは、先日ディーラーで試乗して来ました。ディーゼル車は、80年代後半~90年代前半に、約10年・20万キロ乗りました(*3)ので、懐かしさがありましたが、技術的な改善に目を見張りました。思わず「ああ、今この車種のセダンがあったらなあ」と口惜しく感じました。室内幅は現用車よりもやや広く、足元など運転姿勢にも無理がありません。荷物スペースや後席は窮屈ですが、最小回転半径は4.7mと取り回しは楽そうです。6速ATと組み合わせた動力性能は、発進加速こそディーゼル車のトロさがありますが、助走から加速する時のトルクフルな力強さは、燃費優先で考えられた車にはないものと感じました。
また、当方の通勤の楽しみである音楽再生については、CD/DVDプレーヤーが別売りになっているものの、USB端子が2口ついており、持参したUSBメモリを差し込んでみたところ、mp3形式のファイルだけでなく、Linux上で音楽CDから取り込んだOggForbis形式のファイル(.ogg)も再生できたのはポイントが高いと感じました。音の方もまずまずで、ハンドルにも音量を調節できるボタンがあるなど、なかなか便利に考えられているようです。
生まれて初めてのマツダ車が、がぜん浮上してきました(^o^)/
(*1):定期点検で借りた日産リーフに乗ってみた~「電網郊外散歩道」2014年11月
(*2):セダンの荷物運搬力~「電網郊外散歩道」2010年3月
(*3):コクヨの野帳で車の燃費と整備を管理する~「電網郊外散歩道」2012年2月
できれば、荷室が独立したセダンタイプが希望(*2)なのですが、一方で取り回しの不便な大きな車は不要です。昔ながらのコンパクト・セダンというのは、ほとんど選択肢がないのですね。あらためて愕然としております。しかたがないので、ハッチバック型の車種も候補として、現在のティーダ・ラティオよりも小型で燃費の向上も望むことができ、しかも運転して楽しい車という条件で比較検討することとしました。
候補としたのは、次の車種です。
- 日産ノート(X) 3気筒ガソリンエンジン,1200cc,1040kg,22.6km/l
- マツダ・デミオ(XD) 4気筒ディーゼルエンジン,1500cc,1130kg,26.4km/l
日産のノートは、12ヶ月定期点検の際にディーラーで見てきました。ホイールベースも諸元も現用車とほとんど同じで、エンジンを1.5リットルから1.2リットルまでダウンサイジングして燃費データを改善し、一種クラスレスな雰囲気を持っていたシートや内装を簡素化・コストダウンした感じです。アイドリング・ストップなどの導入により、燃費のデータは今よりも改善されるでしょうが、車重に比べて非力な印象を受けます。ノートと共通性が高い車でラティオがありますが、こちらは現用車と比べてコストダウンが見え見えなのに値段だけは高い。選択肢がないということは、こういう結果になってしまうのでしょうか。

マツダ・デミオは、先日ディーラーで試乗して来ました。ディーゼル車は、80年代後半~90年代前半に、約10年・20万キロ乗りました(*3)ので、懐かしさがありましたが、技術的な改善に目を見張りました。思わず「ああ、今この車種のセダンがあったらなあ」と口惜しく感じました。室内幅は現用車よりもやや広く、足元など運転姿勢にも無理がありません。荷物スペースや後席は窮屈ですが、最小回転半径は4.7mと取り回しは楽そうです。6速ATと組み合わせた動力性能は、発進加速こそディーゼル車のトロさがありますが、助走から加速する時のトルクフルな力強さは、燃費優先で考えられた車にはないものと感じました。
また、当方の通勤の楽しみである音楽再生については、CD/DVDプレーヤーが別売りになっているものの、USB端子が2口ついており、持参したUSBメモリを差し込んでみたところ、mp3形式のファイルだけでなく、Linux上で音楽CDから取り込んだOggForbis形式のファイル(.ogg)も再生できたのはポイントが高いと感じました。音の方もまずまずで、ハンドルにも音量を調節できるボタンがあるなど、なかなか便利に考えられているようです。
生まれて初めてのマツダ車が、がぜん浮上してきました(^o^)/
(*1):定期点検で借りた日産リーフに乗ってみた~「電網郊外散歩道」2014年11月
(*2):セダンの荷物運搬力~「電網郊外散歩道」2010年3月
(*3):コクヨの野帳で車の燃費と整備を管理する~「電網郊外散歩道」2012年2月