朝、早起きしてサクランボの満開10日後の防除作業に従事、ゆっくり休憩して、午後からは山形市の文翔館議場ホールに出かけました。今回はヤンネ舘野ヴァイオリン・リサイタルで、山響のヤンネ舘野さん(Vn)と白田佳子さん(Pf)の二人によるフランス音楽を中心としたプログラムです。曲目は、
案の定、駐車場はすでに満車で、今回は時間も迫っており、あきらめて別の所に駐車しました。
ほどなくして開演、ドビュッシー「美しい夕暮れ」、「ゴリウォーグのケークウォーク」です。はじめのうちは少し不安定なところもありましたが、じきに本来の調子に戻り、「ヴァイオリン・ソナタ」では美しい音楽を、ラヴェルの「ツィガーヌ」では激しい情熱的な音楽を堪能しました。
休憩後は、ピアノの白田さんの出番を意識した構成でしょうか。パリつながりで選ばれたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタは、どちらかといえばピアノが主役で、ヴァイオリンがそっと脇役を演じる場面が多いようです。次のセヴラクの「ロマンティックなワルツ」は白田さんの独奏で、とても素敵な音楽を聴きました。
プログラム最後のショーソン「詩曲」は、ロシアの作家ツルゲーネフの小説をもとに作曲されたのだそうです。ヤンネさん、男女の三角関係を描いた原作の解説を白田さんに振り、白田さんが簡潔に説明してくれました。なるほど! そういうお話だったのか! 音楽のほうは、オーケストラで聴くのとはまた違い、曲の構造というか音楽の姿がよくわかり、しかも作品と演奏者の情熱を伝えるものでした。
満席の聴衆から大きな拍手と、かわいらしい男の子から花束を受け取り、アンコールです。
ブラームスは、ちょうどこの日、5月7日が誕生日だったそうです。ハンガリー舞曲が、もとはいわゆるジプシーの音楽に由来することを感じさせる、情熱的な演奏でした。今回も、良い演奏会でした。
帰り際に、関西から遠征の某さんにお会いして、少し立ち話をしました。当ブログがきっかけで山形ファンになっていただいたとのこと、まことにうれしい限りです。良い一日でした。
- ドビュッシー 美しい夕暮れ
- 同 ゴリウォーグのケークウォーク
- 同 ヴァイオリン・ソナタ ト短調
- ラヴェル ツィガーヌ
~休憩~
- W.A.モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302
- セヴラク ロマンティックなワルツ
- ショーソン 詩曲
案の定、駐車場はすでに満車で、今回は時間も迫っており、あきらめて別の所に駐車しました。
ほどなくして開演、ドビュッシー「美しい夕暮れ」、「ゴリウォーグのケークウォーク」です。はじめのうちは少し不安定なところもありましたが、じきに本来の調子に戻り、「ヴァイオリン・ソナタ」では美しい音楽を、ラヴェルの「ツィガーヌ」では激しい情熱的な音楽を堪能しました。
休憩後は、ピアノの白田さんの出番を意識した構成でしょうか。パリつながりで選ばれたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタは、どちらかといえばピアノが主役で、ヴァイオリンがそっと脇役を演じる場面が多いようです。次のセヴラクの「ロマンティックなワルツ」は白田さんの独奏で、とても素敵な音楽を聴きました。
プログラム最後のショーソン「詩曲」は、ロシアの作家ツルゲーネフの小説をもとに作曲されたのだそうです。ヤンネさん、男女の三角関係を描いた原作の解説を白田さんに振り、白田さんが簡潔に説明してくれました。なるほど! そういうお話だったのか! 音楽のほうは、オーケストラで聴くのとはまた違い、曲の構造というか音楽の姿がよくわかり、しかも作品と演奏者の情熱を伝えるものでした。
満席の聴衆から大きな拍手と、かわいらしい男の子から花束を受け取り、アンコールです。
- ドビュッシー 月の光
- ブラームス、ヨアヒム編 ハンガリー舞曲第5番
- カザルス 鳥の歌
- フォーレ Mai
ブラームスは、ちょうどこの日、5月7日が誕生日だったそうです。ハンガリー舞曲が、もとはいわゆるジプシーの音楽に由来することを感じさせる、情熱的な演奏でした。今回も、良い演奏会でした。
帰り際に、関西から遠征の某さんにお会いして、少し立ち話をしました。当ブログがきっかけで山形ファンになっていただいたとのこと、まことにうれしい限りです。良い一日でした。