電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

オーマンディ指揮フィラデルフィア管でプロコフィエフ「交響曲第6番」を聴く

2017年05月21日 06時02分45秒 | -オーケストラ
パブリック・ドメインの恩恵で、それまで耳にする機会の少なかった録音を、ストリーミングで(*1)、あるいはダウンロードして、じっくり何度も聴くことができるようになりました。例えばユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団による演奏などは、代表的なものです。爽やかな青空が広がる5月の休日に、プロコフィエフの「交響曲第6番」を聴いております。

プロコフィエフの「交響曲第6番」については、小沢盤ですでに1度記事にしております(*2)が、オーマンディの演奏がとても魅力的で、もう一度取り上げようと思った次第。オーマンディ指揮フィラデルフィア管の演奏は、とても自然で聴きやすいです。エキセントリックな解釈はあまりなく、響きは豊かで鮮やかで、ロシア近現代史のエピソードを深読みしないのであれば、音楽として充分に独り立ちしていると思います。

何度も繰り返して聴いても、また始めに戻ることができる音楽。素人音楽愛好家が、音楽を音楽として楽しむのならば、こういう演奏はありがたいです。



(*1):プロコフィエフ「交響曲第6番」〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label」より
(*2):プロコフィエフ「交響曲第6番を聴く」~「電網郊外散歩道」2015年9月

【追記】
YouTube にもありました。
Prokofiev: Symphony No. 6, Ormandy & PhiladelphiaO (1961) プロコフィエフ 交響曲第6番 オーマンディ




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