電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

風邪で寝ているときの音楽は

2018年05月09日 06時05分43秒 | クラシック音楽
この連休の後半ばかりでなく、一般に風邪などで休んでいるときの時間は、なんだかゆっくり流れるように感じます。鼻詰まりで呼吸が苦しくなり、夜中に目が覚めてしまうと、まだ1時とか2時とか、やけに中途半端な時刻。仕方なく、また寝ようとするのですが、そんなときはなかなか眠れません。真夜中ですので、音楽を鳴らすのもままならず、イヤホンで耳にダイレクトに飛び込んでくる音は刺激が強すぎると感じます。

これが日中ですと、ぼーっとしながら静かに音楽を流していられますので、とてもやすらぎを感じます。例えば今回は、

  • ドヴォルザーク「4つのロマンティックな小品」
  • フランク「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」
  • シューベルト「ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) 第2番」

などを好ましく聴きました。まさに、心に沁み入るようです。

以前も、同様の記事を書いた(*1,2)ことがありますが、そのときもこんな感じの小編成の曲が中心だったと思います。私の場合、風邪引きでダウンしている最中にベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」やバッハの「マタイ受難曲」などに手が伸びることはありませんでした。たぶん、規模の大きさからもダイナミクスの点からも、体がダウンしている状態では受け入れにくいからではなかろうか。音楽を楽しむにも、体力が必要です(^o^)/

(*1):風邪ひきの寝床の中で聴く音楽〜「電網郊外散歩道」2010年4月
(*2):回復後に聴いた音楽は〜「電網郊外散歩道」2012年4月

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