電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

梅雨期の野菜の状況

2021年07月14日 06時00分29秒 | 週末農業・定年農業
サクランボ収穫の後始末も一段落したこの時期は、高温と雨で伸び方が激しい草刈りと、俗に「お礼肥」という花芽形成時に役立つ少しの施肥、褐色穿孔病対策防除などの管理作業が残ります。もう一つ、桃関連の農作業は、灰星病・アブラムシ対策防除と硬核期後の修正摘果などです。いずれにしろ、雨の晴れ間をねらって早朝に実施することになりますので、日時を予定しての作業は難しいでしょう。

では、今の時期の農作業は何か。これは、果樹農作業の間の貴重なすき間ですので、家庭用野菜(*1)の仕事をここに入れることになります。まずは、サトイモの草取りと追肥です。過日、畝間を大きめにとったサトイモ畝の間を耕うん機で耕し、大幅に草取りの手間を省きました。また、マルチ栽培の黒いシートの片側を外して鍬で溝切りをし、ここに施肥をして土で覆い、散水して再び黒いビニルシートをかぶせました。これで、これまで生育不良気味だったサトイモも、ぐっと成長することでしょう。



また、アスパラとジャガイモの畝にも同様に適度に追肥を行いました。この冬に、やはり野ネズミの被害を受けたアスパラの畝も、ようやくふんわりした緑色が目立つようになり、今後さらに追肥を行うことで来年の収穫が期待できそうです。



男爵とキタアカリの種芋が購入できず、通販でようやく入手したアンデスレッドも、当初はうまく育つのだろうかと懸念した(*2)ものの、その後はぐんぐん成長し、今やすっかり葉を繁らせています。土用の頃には芋がどの程度に育っているのか、またアンデスレッドという品種のジャガイモがどんな芋なのか、初めての栽培に興味津々。

サツマイモも青々と蔓が繁茂し、収穫が期待できます。カボチャは成長点を芯止めするのが遅れ、実の付き方が少ないですが、なんとか収穫できそうです。レタス、ブロッコリー、ピーマン、キュウリ、ナス、シシトウ、等の夏野菜はとても食べ切れないほどの収穫で、嬉しい悲鳴です。玉ネギは収穫を終えてすでに陰干ししています。

(*1): 植え付けた野菜苗に恵みの雨〜「電網郊外散歩道」2021年4月
(*2): 雨でサクランボの収穫は一休み〜野菜畑の近況〜「電網郊外散歩道」2021年6月

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