日曜の朝、NHK-FMで「20世紀の名演奏~オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の世界~」を聴きました。イベールの「寄港地」に始まり、ボロディンの「ノクターン」、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」、レスピーギの「ローマの松」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」など、いかにも弦楽出身らしい華麗な演奏がプログラムされていますが、その中でも、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番、変ホ長調Op.107 をじっくり聴いてしまいました。
この曲は、実演に接したのは一回だけ、2006年の9月の山響第175回定期演奏会(*)で、工藤すみれさんのソロでした。第2楽章の緊張感に満ちた音楽は、ナマで聴いてはじめて実感できたという記憶があります。
WEB上に発表されたNHK番組表には、独奏者の名前が書いてありませんでしたが、諸石幸生さんの案内によれば、チェロ独奏はムスティスラフ・ロストロポーヴィチで、旧ソ連における初演の後、作曲者も同席して米国初演を行ったのだとか、おそらく作曲者の信頼も厚かったのであろうと思われます。意外にも現代音楽への理解も深いというオーマンディのサポートで、やや毒のあるショスタコーヴィチ後期の作品を、じゅうぶんに堪能しました。
(*):山形交響楽団第175回定期演奏会を聴く~「電網郊外散歩道」
この曲は、実演に接したのは一回だけ、2006年の9月の山響第175回定期演奏会(*)で、工藤すみれさんのソロでした。第2楽章の緊張感に満ちた音楽は、ナマで聴いてはじめて実感できたという記憶があります。
WEB上に発表されたNHK番組表には、独奏者の名前が書いてありませんでしたが、諸石幸生さんの案内によれば、チェロ独奏はムスティスラフ・ロストロポーヴィチで、旧ソ連における初演の後、作曲者も同席して米国初演を行ったのだとか、おそらく作曲者の信頼も厚かったのであろうと思われます。意外にも現代音楽への理解も深いというオーマンディのサポートで、やや毒のあるショスタコーヴィチ後期の作品を、じゅうぶんに堪能しました。
(*):山形交響楽団第175回定期演奏会を聴く~「電網郊外散歩道」
ああ、私も聴いていたかも。ラジオつけながら、違うことをしていたのでちゃんと聴いてませんが・・・・。
その中でも、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番、変ホ長調Op.107 !
私が、ショスタコーヴィチを初めて聴いたのはこの曲でした。難しいと思いつつ、はまってしまって自分で怖かったです!