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アジア・太平洋の地域との芸術・文化交流拠点としての国立劇場おきなわへ、飛躍できるか?!関心はつきないですね。
まだ国立劇場おきなわが開設されない前にアジアのパフォーミングアーツネットワークの設立がなされたことがあったはずですね。コンテンポラリーダンスの劇団が主体で香港、フィリピン、台湾、韓国、日本(現代演劇を含む)もリンクした組織だったはずです。途中で頓挫してその後の展開があいまいです。中国、韓国、台湾、韓国などの東アジアだけではなく、フィリピン、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、インドなどを含め、アジア太平洋の芸能文化、舞台芸術は多様に、闊達に表現活動がなされています。それらの地域と連携しながら、沖縄の伝統芸能のみならずパフォーミングアーツ全体的に交流する空間が築かれたらいいですね。アジア演劇の研究グループに属してアジアの演劇・パフォーマンスの動向を拝聴していると、アジアが歌舞劇が中心でリアルな現代演劇や心理劇など、また創作ダンスも含めて闊達なことがわかります。沖縄に関心を寄せているシンガポールの演出家・研究家もいますね。フィリピンの某演習家も沖縄まで視察に来ていたのですが、かなり関心を寄せていました。
広い視野でアジア、太平洋(ニュージーランドやオーストラリアも含め)との芸能交流へのステップが踏めたらいいですね。