志情(しなさき)の海へ

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「異文化接触の生態学」はいろいろと応用ができそうだ!編み込まれる文化=Weavingも!

2014-01-15 04:16:22 | グローカルな文化現象
 
Imperial Eyes by Pratt:コンタクト・ゾーン概念の敷衍化が沖縄の磁場から立ちあがった! 
注文していたPrattの本がやっと届いた。ペパーバックで second editionである。p8-p12が文化批評や文芸批評で昨今取り上げられているコンセプトである。文芸批評の場...
 
異文化接触の生態学の中身をもっと掘り下げてみたい。多文化の融合がなされていく。人がまれびとと出会う空間はすべて異文化接触と言えるだろう。その点、琉球の歴史そのものが、「異文化接触の生態学」の体系の中にスポット入り込むのだろうし、その点で世界のウチナーンチュの存在もまた貧しい琉球弧(廃止された琉球王国)の現在の展開でもありえる。世界にアンテナを向けると、マイノリティーとマジョリティーの
 
 
 
 
 
確執、葛藤、闘い、止揚の構造は至るところにあり、普遍的な構造が見られるのも、それぞれの地域特性に根差しながらありつづける、のも事実なのだろう。
 
 
異文化接触があらゆるところに浸透しているのは、現代のネット世界が確実にそうだが、外交を通して、経済の流通を通して、近世や近代の琉球・沖縄もそうだったのである。負の痕跡としては戦争という残虐な行為を通しても、文化と文化が衝突・融合していった。
 

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