ドキュメンタリー映画"Revealing Ukraine "は、"Ukraine on Fire "に続き、現在進行中のウクライナ危機と現在の政治の裏について調査したものです。映画では、ウクライナの大物政治家、野党指導者のヴィクトル・メドヴェドチュクが、著名な映画監督オリバー・ストーンのインタビューを受けています。オリバー・ストーンは、ロシアのプーチン大統領にもインタビューし、ウクライナ危機について質問しています。ウクライナ紛争の理由と解決策について、それぞれの考えを映しています。マスメディアでは見ることのできない、リアルな「権力の駆け引き」の舞台裏に迫ります。
Revealing Ukraine 2019(乗っ取られたウクライナ)字幕埋め込み版
この評判のドキュメンタリー映画を今頃視聴しました。SNSで視聴したのですが、YouTubeで公開されていることが分かったので、このブログでも紹介します。中身は現況に至るウクライナの現代史がよくわかる映像になっています。1991年の独立以降、多様なアイデンティティを持つ国が分断され、アメリカの介入でレジームチェンジがなされ、血みどろのクーデター、内戦が起こったことなど、息を飲むドキュメントです。オリバー・ストーンならではの映像ですね。英語がメインですが、日本語字幕がついています。分かりやすいです。
アメリカの陰謀が浮き上がってきます。日本はアメリカや英国の追随です。
しかしゼレンスキー大統領は政権を担った時「ドンバスへの戦争を終結します」と宣言したのですね。しかし約束は守られなかったのです。オリバー・ストーンのこのドキュメントはかなり予言的で驚きました。ウクライナの大物政治家、野党指導者のヴィクトル・メドヴェドチュクさんは理知的でウクライナの問題と可能性を深く認識している方に見えました。
オリバー・ストーンさんと2013年、ワシントンDCのある学会の会場で握手したことが思いだされます。Oliver Stone & Peter Kuznickさんが発行したばかりの” The UNTOLD HISTORY OF THE UNITED STATES”の著書をフォラムの会場で購入し、お二人のサインを書いてもらったのでした。I'm from Okinawaと挨拶したら沖縄に詳しい方の名前をあげていました。