TwitterのWikileaksもFOLLOWしている。イラク戦争時のあの衝撃的な映像など見ると、反権力の側にあり、世界の暴力システムを睨む位置にあると考えたいが、実際どうなのだろうとビビってしまうところもある。9.11に対するアサンジの返答が曖昧である。ネットでその真実を追求している情報を見ると、明らかにブッシュ政権による隠蔽陰謀だったと考えている。世界のネットを含む大手メディアを通しての情報戦は、隠蔽が起こっているのは確かである。それは日本のメディでもそうだ。情報戦略は凄まじいい。大学のマスメディアの教員の能力をはるかに超えた状況がまかりとおっているのであり、狭量の大学の知性など吹き飛ぶ現況だと言えよう。
9.11の真実を追求している服部さんなどが大学で講義した方が、つまり実際のPCとネットを使ってーー、世界の真実への扉などもっと開かれていくのだろうが、実際、大学区の知性がどれほどのものかは疑問、かといって大手新聞社はどうか?そこも利潤ベースだから、隠蔽がある。ほんとうに世界の真実を真顔で伝えるところはどのメディア?有象無象だがネットのグラスルーツの方が真実があぶり出されていると見ている。
*************************************
以下は少し古い情報だが、アサンジについて、その背後のパワーへの疑問を提起している。前に気になったWho is behind Wikileaks?
に向きあっている。情報戦争たけなわである。五感を超えて、どこに真実の泉があるのか?常に試されている。アサンジがCIAにはめられたのかそれとも?真相はわからない。
しかしレイプ容疑で訴えられているアサンジだが、スウェーデンのセクシュアリティは、女性に有利な法的体制になっているように見えるが、実際はどうだろう。コンドームをつけるつけないレベルは奇妙である。スウェーデンのフリーセックスの実態はよく見えてこないが、避妊がコンドームだという事ならなんと遅れた国だろうという印象だ。避妊用ピルは普通にアメリカでは女子学生たちは常用しているように見えた。コンドームに頼る避妊というのが、またコンドームを着用しないとレイプと見なすという法律、それには罰金も適用される、という事には驚いた。避妊に男性、女性同等の責務を要求しているということになる。それはいいのかもしれない。しかし自分のマンションや自宅に宿泊させいっしょに時と場を共にする男女がいて、そこに合意のSEXがありえないということも不思議である。しかし女性たちは二人ともHIVのテストをすぐに受けている。さすがである。コンドームはHIVから身を守る唯一の器具ということになるのだろうか?フリーセックスでは自由に誰とでもSEXをエンジョイできる一方でHIVなどのリスクがいつも伴うということを意味している。
セクシュアルワーカーたちはどう対処しているのだろうか。顧客の男性全てがコンドームを着用するとは限らないとしたら?ーーー怖い職業である。以前辻でリサーチしていた時、携帯サイトを使って売春している素敵な母親にあった。女子学生のような雰囲気で魅力的な女性だった。ヤマトの客は一回のSEXで3万円、沖縄人だとその半額だという事だった。一日二人だと6万円で差し引きしても10日で50万は稼ぐから凄いよね、と紹介した男性は話していたが、現在も頑張っているのだろうか?
SEXは快楽である。SEXを楽しむ権利は誰にでもある。実情は抑圧された性を生きているのが真実なのかもしれない。セクシュアリティーとジェンダーの差異はどこにあるのだろうか?実は差異はないのかもしれない?否あるのである。
アサンジが実際にレイプ的なSEXを求めたのか、それとも女性たちがCIAの手先として落とし込めたのか真相は謎である。SEXに至った経緯がよく見えない。寝ているところを無理やり強要したという事らしいが、女性たちがセクシュアリティーを意識しないで時と場を共有したとすることにも疑問が残る、つまり真相を明らかにすることは悪くはない。ウィキリークスと切り離して、女性たちとアサンジがお互いに体験したセクシュアリティーを捉え返すということになるのかどうか、政治的陰謀と関係なく向きあうのはいいのかもしれない。でも自由にSEXをエンジョイすることがどの国より大らかだと幻想を抱いていた国がそうではなかったということなのか、よく見えてはこない。真にSEXを楽しむパーセンテージが15%の日本とは異なる開放感がそこにはあるのかとばかり思っていた。
セクシュアリティーの罠、その空間の甘い蜜を共有できなかった女性とアサンジだったのか?フリーSEXの国?のミステリーである。
しかし人はどれだけ自らのセクシュアリティーを開放して生き、死ぬのか?24歳で死んだ若者が84人の女性たちとSEXをしたと話していた。でもその多くはSEXを切り売りする女性たちだった。中には高校生もいた。性のミステリー、生きている間性的存在であること、それが生きる煩悩そのものでもありえる。真に愛しえる対象との豊かなセクシュアリティーとは?人はそれぞれの幻想を生きて死ぬのだろうー。
アサンジを訴えた女性たちはそこに政治的陰謀があるとすると話は別だが、彼と魅惑的なSEXを共有できなかったということを意味する。ピルも飲んでいない女性たちだったのだろうか、それは不思議!
*****************
掲載2010年8月13日
訳者メモ
ウィキリークスについては、イラクでの衝撃的な殺戮映像をリークしたことで話題になり、当サイトでも記事(米軍ヘリがイラク一般市民を狙撃するビデオが漏洩した)にしたところであるが、実はそのウィキリークス自体が米国の諜報機関の手先だったという話である。
イラクの映像を流すことで一躍有名になり、人々の信用を得た後に、撹乱情報を流すという手口である。そう言われてみれば、私もウィキリークス代表のジュリアン・アサンジというのは人相が悪いと思っていた。だが、勇気を持って真実を伝えているのだろうと思って打ち消してしまっていた。やはり、理屈で考えると騙される。自分の直感を信じるべきだと再認識した次第である。
この事例でわかる通り、情報戦の手口は相当に複雑である。今だにマスコミが報道するような911の公式説明を信じているようなレベルの人であれば、何が何だかさっぱり理解できないだろう。撹乱情報は何重にも多層化しているようだ。
インターネットには、短文の情報が次々に流れるTwitterのようにデマを流し、人々を煽動しやすいツールもある。もちろん、真実の情報を拡散するツールとしても役立つわけであり、支配層にとっても両刃の剣だろう。
いずれにしても、情報戦の難しさを再認識できる記事である。
(追記)人名表記修正:ハミド・ガル→ハミド・グル
怪しい臭いがするウィキリークスのジュリアン・アサンジ
Something Stinks About Wikileaks
F・ウィリアム・イングドール
By F. William Engdahl
(http://engdahl.oilgeopolitics.net/)
2010年8月3日
非武装のジャーナリストを米軍のヘリが銃撃しているイラクの映像を華々しく発表して以来、ウィキリークス(Wiki-Leaks)は、様々な政府機関の内部告発者から機密情報を入手しては公表する大胆なウェブサイトとして、世界的な悪名と信用を獲得してきた。ウィキリークスの最新の「一撃」は、アフガニスタンのタリバン内部にいる米国の密告者に関する機密文書とされるものを数千ページ漏洩したという。彼らはパキスタンのISI軍事諜報機関と接触のある高官とも連携しているといわれている。だが、証拠を探っていくと、これは真実のリークとはほど遠い。米国と恐らくはイスラエル、インドの諜報機関にとって有利になる情報であり、アフガニスタンの麻薬の密売にかかわっている米国と西側の活動を隠蔽するための巧妙に計算された撹乱情報だ。
先日ウィキリークスがアフガンの情報を掲載して以来、オバマのホワイトハウスは、更なる情報漏洩は米国の安全保障にとって脅威になると主張することにより、漏洩情報が本物だという印象を与えている。だが、文書を見ても、ほとんど機密とはいえないものばかりだ。最も目立つ扱いを受けている人物に、(退役した)将官ハミド・グル(Hamid Gul)がいる。パキスタン軍の諜報機関ISIの元長官であり、1980年代に、アフガニスタン内のソ連政権に対抗してムジャヒディンのゲリラ戦(CIAが資金提供)を手配した男だ。ウィキリークスが最近漏洩した文書では、ガルは、定期的にアルカイダとタリバンの指導部と会合し、アフガニスタン内でNATO軍に対する自爆攻撃を画策していたことになっている。
また、ウサマ・ビン・ラディンについては、三年前にパキスタンの故ベナジル・ブット候補が死亡しているとBBCで伝えているが、漏洩文書では、ウサマ・ビン・ラディンはまだ生きていることになっており、これは、オバマ政権が「テロとの戦い」を継続するための作り話を維持するには実に都合の良い内容だ。ブッシュ政権は、911攻撃を受け、サウジアラビア人のビン・ラディンを追跡するためにアフガニスタンに侵攻したことになっているが、現在は、その元々のストーリーを大部分のアメリカ人が忘れそうになっているタイミングである。
パキスタンを悪者扱いしたい?
アフガニスタンの「タリバン」との主要な連絡係として現時点でグルの名前を挙げることは、パキスタン現政権をアフガニスタン問題の核心として悪者扱いしようとしている英米の最近の大きな動きに沿ったものだ。そうした悪者扱いは、近頃は軍事的に米国の味方になっているインドの立場を大いに後押しするものである。さらに言えば、パキスタンは核兵器を保有する唯一のイスラム国である。イスラエルの国防軍とモサド諜報機関は、この状況を懸命に変えたがっているそうだ。ウィキリークスを使ってインチキの宣伝を流し、政治的に率直な発言をするグルを攻撃することは、地政学的な活動の一環の可能性がある。
ロンドンのフィナンシャル・タイムズによると、パキスタンの諜報機関がNATO軍と戦うアフガニスタンの戦士を支援したことを伝える米国の機密文書約180件の内、およそ10件にグルの名前が登場するという。グルは、米国がアフガニスタンで戦争に負けていること、今回の情報漏洩はパキスタンに責任をかぶせることでオバマ政権への非難をかわす効果があると同紙に語っている。 「アメリカは私を身代わりにするのが大好きだ。アメリカは、アフガン人が単独で戦争に勝つなんて想像できない。隠居生活をしている74歳の退役将官がアフガニスタンのムジャヒディンを操り、アメリカを敗北させたなんて永遠の恥だろう」とグルは語っている。
最近のウィキリークスのアフガニスタンの文書で、74歳のグルにスポットライトが当たっているのは注目すべきである。私のウェブサイトで6月に掲載した記事(Warum Afghanistan? Teil VI:Washingtons Kriegsstrategie in Zentralasien)に書いたように、米軍がキルギスタンの防護の固いマナス空軍基地を経由してアフガンのヘロインを持ち出して密輸していることを率直に語っていたのがグルである。
また、911攻撃から二週間後の2001年9月26日、UPIのインタビューで、誰が暗黒の911を実行したのかという質問に、グルはこう答えている。
「モサドとその共犯者だ。米国は、11の諜報機関に毎年400億ドルを支出している。10年で4千億ドルだ。それでも、ブッシュ政権は、不意打ちだったと言う。私には信じられない。世界貿易センターのツインタワーの二番目が攻撃されて10分以内に、CNNはウサマ・ビンラディンが実行したと言った。それは本物の犯人が用意した偽情報だ」 [1]
ワシントンがグルのことを気に入るわけがない。グルは、英国や米国に観光ビザを申請しても、何度も拒否されているという。ワシントンの誰かさんにとってはグルを第一の敵にしておきたいところだろう。
ジュリアン・アサンジ( Julian Assange)という人物
ウィキリークスの創設者で自称「編集長」のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)は、ほとんど経歴の不明な謎の29歳のオーストラリア人である。彼は、情報漏洩についてホワイトハウスと仲介することを申し出ることで、突如として有名になった。最新の情報漏洩に続き、アサンジは、最新の漏洩情報を配信した3媒体の一つであるDer Spiegel紙に対し、彼が明かした情報は「アフガニスタンの戦争だけでなく、あらゆる現代の戦争について我々の観点を変えるもの」になると語っている。
また、同じインタビューで「私は、奴らを叩き潰すのが楽しい」と述べている。
アサンジが2006年に創設したウィキリークスには決まった拠点はなく、アサンジは「近頃は空港に住んでる」と言っている。
だが、過去数十年で最も議論を呼んだ問題の1つ、世界貿易センターとペンタゴンに対する2001年9月11日の攻撃の背後にある武装勢力に関するアサンジの公的な立場を詳細に調べてみると、奇妙な考え方を持っていることがわかる。ベルファスト・テレグラフが7月19日に取材したとき、彼は「権力を持つものが秘密裏に計画すれば、それは共謀だ。だから、共謀はいたるところにある。だが、狂った陰謀論もある。この二つを混同しないことが大事だ」と語っている。
「911についてはどう?」という質問には「我々が戦争や金融詐欺など、本当の共謀について証拠を提示しているというのに、911が共謀というような偽の情報に惑わされている人がいることにはいつも当惑している。」と答え、「ビルダーバーグ会議については?」という質問には「ネットワークという意味では、なんとなく陰謀っぽい。我々は会議のメモを公開している」と答えている。[2]
既得権益に対抗する存在として有名になった人間から出た言葉とは思えない内容である。何千人もの物理学者、エンジニア、軍事専門家、航空機のパイロットが証言しているが、そもそも、あまり訓練されていない19人のアラブ人が、普通のカッターを武器にして米国の商用ジェット4機の進路を変更し、93分間も空軍NORADに邪魔されることなく、ツインタワーとペンタゴンに奇跡のような突撃を完遂するということは、簡単に信じられないことである。このプロの仕事を誰が実行したのか、その真相は、正真正銘、偏見なしに国際的に調査されるべきことだ。
911には邪悪な陰謀はないとアサンジはにべもなく否定するが、元米国の上院議員Bob Graham(ボブ・グラハム)がBBCインタビューで語ったことは注目に値する。グラハムは、911の共同調査を実行したときの米国上院特別委員会の議長である。
(グラハム) 911には、あまりに多くの秘密があるとしか言えない。一般民衆には公開されていない情報で、具体的かつ信頼できる答がある。こうした秘密を抱えておくことは、政府に対する国民の信頼を崩すことになる。国民自身の安全に関係することだからだ。
(BBCの語り手) グラハム議員は、この隠蔽が政権の核心部に及んでいることを発見した。
(グラハム) 私はホワイトハウスを訪問し、ライス氏と話した。私が、今回の調査では協力してもらえるという話だったが、と言うと、彼女は検討すると言ったが、何もしなかった。
言うまでもなく、ブッシュ政権は、911攻撃を利用して、アフガニスタン、後にイラクでの「テロとの戦い」を始めることができた。アサンジが都合良く言及しない部分である。
一方で、グル氏は、米国の諜報機関がアフガニスタン問題でグルをスケープゴートにするために、ウィキリークスを工作したと主張している。ちょうどタイミングの良いことに、英国の保守党デービッド・キャメロン首相が、インドに公式訪問し、アフガニスタンでタリバンを支援しているという言いがかりでパキスタンのことを酷評し、ウィキリークスが漏洩した情報に更なる信憑性を与えている。
ウィキリークスの真相は決して明らかではない。
(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)
関連情報
原文 Hidden Intelligence Operation Behind the Wikileaks Release of "Secret" Documents? (Global Search)
誰がウィキリークスの背後にいるのか?(ROCKWAY EXPRESS)
脚注
[1] General Hamid Gul, Arnaud de Borchgrave 2001 Interview with Hamid Gul, Former ISI Chief, UPI, reprinted July 2010 on http://www.veteranstoday.com/2010/07/28/...
[2] Julian Assange, Interview in Belfast Telegraph, July 19, 2010.
9.11の真実を追求している服部さんなどが大学で講義した方が、つまり実際のPCとネットを使ってーー、世界の真実への扉などもっと開かれていくのだろうが、実際、大学区の知性がどれほどのものかは疑問、かといって大手新聞社はどうか?そこも利潤ベースだから、隠蔽がある。ほんとうに世界の真実を真顔で伝えるところはどのメディア?有象無象だがネットのグラスルーツの方が真実があぶり出されていると見ている。
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以下は少し古い情報だが、アサンジについて、その背後のパワーへの疑問を提起している。前に気になったWho is behind Wikileaks?
に向きあっている。情報戦争たけなわである。五感を超えて、どこに真実の泉があるのか?常に試されている。アサンジがCIAにはめられたのかそれとも?真相はわからない。
しかしレイプ容疑で訴えられているアサンジだが、スウェーデンのセクシュアリティは、女性に有利な法的体制になっているように見えるが、実際はどうだろう。コンドームをつけるつけないレベルは奇妙である。スウェーデンのフリーセックスの実態はよく見えてこないが、避妊がコンドームだという事ならなんと遅れた国だろうという印象だ。避妊用ピルは普通にアメリカでは女子学生たちは常用しているように見えた。コンドームに頼る避妊というのが、またコンドームを着用しないとレイプと見なすという法律、それには罰金も適用される、という事には驚いた。避妊に男性、女性同等の責務を要求しているということになる。それはいいのかもしれない。しかし自分のマンションや自宅に宿泊させいっしょに時と場を共にする男女がいて、そこに合意のSEXがありえないということも不思議である。しかし女性たちは二人ともHIVのテストをすぐに受けている。さすがである。コンドームはHIVから身を守る唯一の器具ということになるのだろうか?フリーセックスでは自由に誰とでもSEXをエンジョイできる一方でHIVなどのリスクがいつも伴うということを意味している。
セクシュアルワーカーたちはどう対処しているのだろうか。顧客の男性全てがコンドームを着用するとは限らないとしたら?ーーー怖い職業である。以前辻でリサーチしていた時、携帯サイトを使って売春している素敵な母親にあった。女子学生のような雰囲気で魅力的な女性だった。ヤマトの客は一回のSEXで3万円、沖縄人だとその半額だという事だった。一日二人だと6万円で差し引きしても10日で50万は稼ぐから凄いよね、と紹介した男性は話していたが、現在も頑張っているのだろうか?
SEXは快楽である。SEXを楽しむ権利は誰にでもある。実情は抑圧された性を生きているのが真実なのかもしれない。セクシュアリティーとジェンダーの差異はどこにあるのだろうか?実は差異はないのかもしれない?否あるのである。
アサンジが実際にレイプ的なSEXを求めたのか、それとも女性たちがCIAの手先として落とし込めたのか真相は謎である。SEXに至った経緯がよく見えない。寝ているところを無理やり強要したという事らしいが、女性たちがセクシュアリティーを意識しないで時と場を共有したとすることにも疑問が残る、つまり真相を明らかにすることは悪くはない。ウィキリークスと切り離して、女性たちとアサンジがお互いに体験したセクシュアリティーを捉え返すということになるのかどうか、政治的陰謀と関係なく向きあうのはいいのかもしれない。でも自由にSEXをエンジョイすることがどの国より大らかだと幻想を抱いていた国がそうではなかったということなのか、よく見えてはこない。真にSEXを楽しむパーセンテージが15%の日本とは異なる開放感がそこにはあるのかとばかり思っていた。
セクシュアリティーの罠、その空間の甘い蜜を共有できなかった女性とアサンジだったのか?フリーSEXの国?のミステリーである。
しかし人はどれだけ自らのセクシュアリティーを開放して生き、死ぬのか?24歳で死んだ若者が84人の女性たちとSEXをしたと話していた。でもその多くはSEXを切り売りする女性たちだった。中には高校生もいた。性のミステリー、生きている間性的存在であること、それが生きる煩悩そのものでもありえる。真に愛しえる対象との豊かなセクシュアリティーとは?人はそれぞれの幻想を生きて死ぬのだろうー。
アサンジを訴えた女性たちはそこに政治的陰謀があるとすると話は別だが、彼と魅惑的なSEXを共有できなかったということを意味する。ピルも飲んでいない女性たちだったのだろうか、それは不思議!
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掲載2010年8月13日
訳者メモ
ウィキリークスについては、イラクでの衝撃的な殺戮映像をリークしたことで話題になり、当サイトでも記事(米軍ヘリがイラク一般市民を狙撃するビデオが漏洩した)にしたところであるが、実はそのウィキリークス自体が米国の諜報機関の手先だったという話である。
イラクの映像を流すことで一躍有名になり、人々の信用を得た後に、撹乱情報を流すという手口である。そう言われてみれば、私もウィキリークス代表のジュリアン・アサンジというのは人相が悪いと思っていた。だが、勇気を持って真実を伝えているのだろうと思って打ち消してしまっていた。やはり、理屈で考えると騙される。自分の直感を信じるべきだと再認識した次第である。
この事例でわかる通り、情報戦の手口は相当に複雑である。今だにマスコミが報道するような911の公式説明を信じているようなレベルの人であれば、何が何だかさっぱり理解できないだろう。撹乱情報は何重にも多層化しているようだ。
インターネットには、短文の情報が次々に流れるTwitterのようにデマを流し、人々を煽動しやすいツールもある。もちろん、真実の情報を拡散するツールとしても役立つわけであり、支配層にとっても両刃の剣だろう。
いずれにしても、情報戦の難しさを再認識できる記事である。
(追記)人名表記修正:ハミド・ガル→ハミド・グル
怪しい臭いがするウィキリークスのジュリアン・アサンジ
Something Stinks About Wikileaks
F・ウィリアム・イングドール
By F. William Engdahl
(http://engdahl.oilgeopolitics.net/)
2010年8月3日
非武装のジャーナリストを米軍のヘリが銃撃しているイラクの映像を華々しく発表して以来、ウィキリークス(Wiki-Leaks)は、様々な政府機関の内部告発者から機密情報を入手しては公表する大胆なウェブサイトとして、世界的な悪名と信用を獲得してきた。ウィキリークスの最新の「一撃」は、アフガニスタンのタリバン内部にいる米国の密告者に関する機密文書とされるものを数千ページ漏洩したという。彼らはパキスタンのISI軍事諜報機関と接触のある高官とも連携しているといわれている。だが、証拠を探っていくと、これは真実のリークとはほど遠い。米国と恐らくはイスラエル、インドの諜報機関にとって有利になる情報であり、アフガニスタンの麻薬の密売にかかわっている米国と西側の活動を隠蔽するための巧妙に計算された撹乱情報だ。
先日ウィキリークスがアフガンの情報を掲載して以来、オバマのホワイトハウスは、更なる情報漏洩は米国の安全保障にとって脅威になると主張することにより、漏洩情報が本物だという印象を与えている。だが、文書を見ても、ほとんど機密とはいえないものばかりだ。最も目立つ扱いを受けている人物に、(退役した)将官ハミド・グル(Hamid Gul)がいる。パキスタン軍の諜報機関ISIの元長官であり、1980年代に、アフガニスタン内のソ連政権に対抗してムジャヒディンのゲリラ戦(CIAが資金提供)を手配した男だ。ウィキリークスが最近漏洩した文書では、ガルは、定期的にアルカイダとタリバンの指導部と会合し、アフガニスタン内でNATO軍に対する自爆攻撃を画策していたことになっている。
また、ウサマ・ビン・ラディンについては、三年前にパキスタンの故ベナジル・ブット候補が死亡しているとBBCで伝えているが、漏洩文書では、ウサマ・ビン・ラディンはまだ生きていることになっており、これは、オバマ政権が「テロとの戦い」を継続するための作り話を維持するには実に都合の良い内容だ。ブッシュ政権は、911攻撃を受け、サウジアラビア人のビン・ラディンを追跡するためにアフガニスタンに侵攻したことになっているが、現在は、その元々のストーリーを大部分のアメリカ人が忘れそうになっているタイミングである。
パキスタンを悪者扱いしたい?
アフガニスタンの「タリバン」との主要な連絡係として現時点でグルの名前を挙げることは、パキスタン現政権をアフガニスタン問題の核心として悪者扱いしようとしている英米の最近の大きな動きに沿ったものだ。そうした悪者扱いは、近頃は軍事的に米国の味方になっているインドの立場を大いに後押しするものである。さらに言えば、パキスタンは核兵器を保有する唯一のイスラム国である。イスラエルの国防軍とモサド諜報機関は、この状況を懸命に変えたがっているそうだ。ウィキリークスを使ってインチキの宣伝を流し、政治的に率直な発言をするグルを攻撃することは、地政学的な活動の一環の可能性がある。
ロンドンのフィナンシャル・タイムズによると、パキスタンの諜報機関がNATO軍と戦うアフガニスタンの戦士を支援したことを伝える米国の機密文書約180件の内、およそ10件にグルの名前が登場するという。グルは、米国がアフガニスタンで戦争に負けていること、今回の情報漏洩はパキスタンに責任をかぶせることでオバマ政権への非難をかわす効果があると同紙に語っている。 「アメリカは私を身代わりにするのが大好きだ。アメリカは、アフガン人が単独で戦争に勝つなんて想像できない。隠居生活をしている74歳の退役将官がアフガニスタンのムジャヒディンを操り、アメリカを敗北させたなんて永遠の恥だろう」とグルは語っている。
最近のウィキリークスのアフガニスタンの文書で、74歳のグルにスポットライトが当たっているのは注目すべきである。私のウェブサイトで6月に掲載した記事(Warum Afghanistan? Teil VI:Washingtons Kriegsstrategie in Zentralasien)に書いたように、米軍がキルギスタンの防護の固いマナス空軍基地を経由してアフガンのヘロインを持ち出して密輸していることを率直に語っていたのがグルである。
また、911攻撃から二週間後の2001年9月26日、UPIのインタビューで、誰が暗黒の911を実行したのかという質問に、グルはこう答えている。
「モサドとその共犯者だ。米国は、11の諜報機関に毎年400億ドルを支出している。10年で4千億ドルだ。それでも、ブッシュ政権は、不意打ちだったと言う。私には信じられない。世界貿易センターのツインタワーの二番目が攻撃されて10分以内に、CNNはウサマ・ビンラディンが実行したと言った。それは本物の犯人が用意した偽情報だ」 [1]
ワシントンがグルのことを気に入るわけがない。グルは、英国や米国に観光ビザを申請しても、何度も拒否されているという。ワシントンの誰かさんにとってはグルを第一の敵にしておきたいところだろう。
ジュリアン・アサンジ( Julian Assange)という人物
ウィキリークスの創設者で自称「編集長」のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)は、ほとんど経歴の不明な謎の29歳のオーストラリア人である。彼は、情報漏洩についてホワイトハウスと仲介することを申し出ることで、突如として有名になった。最新の情報漏洩に続き、アサンジは、最新の漏洩情報を配信した3媒体の一つであるDer Spiegel紙に対し、彼が明かした情報は「アフガニスタンの戦争だけでなく、あらゆる現代の戦争について我々の観点を変えるもの」になると語っている。
また、同じインタビューで「私は、奴らを叩き潰すのが楽しい」と述べている。
アサンジが2006年に創設したウィキリークスには決まった拠点はなく、アサンジは「近頃は空港に住んでる」と言っている。
だが、過去数十年で最も議論を呼んだ問題の1つ、世界貿易センターとペンタゴンに対する2001年9月11日の攻撃の背後にある武装勢力に関するアサンジの公的な立場を詳細に調べてみると、奇妙な考え方を持っていることがわかる。ベルファスト・テレグラフが7月19日に取材したとき、彼は「権力を持つものが秘密裏に計画すれば、それは共謀だ。だから、共謀はいたるところにある。だが、狂った陰謀論もある。この二つを混同しないことが大事だ」と語っている。
「911についてはどう?」という質問には「我々が戦争や金融詐欺など、本当の共謀について証拠を提示しているというのに、911が共謀というような偽の情報に惑わされている人がいることにはいつも当惑している。」と答え、「ビルダーバーグ会議については?」という質問には「ネットワークという意味では、なんとなく陰謀っぽい。我々は会議のメモを公開している」と答えている。[2]
既得権益に対抗する存在として有名になった人間から出た言葉とは思えない内容である。何千人もの物理学者、エンジニア、軍事専門家、航空機のパイロットが証言しているが、そもそも、あまり訓練されていない19人のアラブ人が、普通のカッターを武器にして米国の商用ジェット4機の進路を変更し、93分間も空軍NORADに邪魔されることなく、ツインタワーとペンタゴンに奇跡のような突撃を完遂するということは、簡単に信じられないことである。このプロの仕事を誰が実行したのか、その真相は、正真正銘、偏見なしに国際的に調査されるべきことだ。
911には邪悪な陰謀はないとアサンジはにべもなく否定するが、元米国の上院議員Bob Graham(ボブ・グラハム)がBBCインタビューで語ったことは注目に値する。グラハムは、911の共同調査を実行したときの米国上院特別委員会の議長である。
(グラハム) 911には、あまりに多くの秘密があるとしか言えない。一般民衆には公開されていない情報で、具体的かつ信頼できる答がある。こうした秘密を抱えておくことは、政府に対する国民の信頼を崩すことになる。国民自身の安全に関係することだからだ。
(BBCの語り手) グラハム議員は、この隠蔽が政権の核心部に及んでいることを発見した。
(グラハム) 私はホワイトハウスを訪問し、ライス氏と話した。私が、今回の調査では協力してもらえるという話だったが、と言うと、彼女は検討すると言ったが、何もしなかった。
言うまでもなく、ブッシュ政権は、911攻撃を利用して、アフガニスタン、後にイラクでの「テロとの戦い」を始めることができた。アサンジが都合良く言及しない部分である。
一方で、グル氏は、米国の諜報機関がアフガニスタン問題でグルをスケープゴートにするために、ウィキリークスを工作したと主張している。ちょうどタイミングの良いことに、英国の保守党デービッド・キャメロン首相が、インドに公式訪問し、アフガニスタンでタリバンを支援しているという言いがかりでパキスタンのことを酷評し、ウィキリークスが漏洩した情報に更なる信憑性を与えている。
ウィキリークスの真相は決して明らかではない。
(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)
関連情報
原文 Hidden Intelligence Operation Behind the Wikileaks Release of "Secret" Documents? (Global Search)
誰がウィキリークスの背後にいるのか?(ROCKWAY EXPRESS)
脚注
[1] General Hamid Gul, Arnaud de Borchgrave 2001 Interview with Hamid Gul, Former ISI Chief, UPI, reprinted July 2010 on http://www.veteranstoday.com/2010/07/28/...
[2] Julian Assange, Interview in Belfast Telegraph, July 19, 2010.