人の一生の晩節は、歩いてきた道のりを反映すると言えるのだろうけれど、人の生涯の物語は、本人の思い、記憶と、第三者の目線で捉えた物語に、微妙な差異があり続けるのも必然で、その差異なり齟齬を突き合わせて、混じり合う、共感領域が大事なのだと、思えた夕暮れ時のユンタクだった。
人はどれだけ自らを、他者を理解できるのだろうか。自らを他者の鏡に映して見える姿なり、造形と、自らの観念の中で像を結んだイメージなり、幻想との落差が激しいか、緩いか、それも千差万別なのだ。
人はどれだけ己の内部から突き上がってくる何かに耳を澄ますのだろうか〜。
日々、澄ます心は、サバイバルのコアでもあり続ける。
個々の其々の物語は何億とあり、何億の物語が綴られている。
地球社会の多様な命の営みにただ拍手したい。
金柑❗️