志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

名古屋出身の若い研究者が来沖して『沖縄芸能について』お話する機会がありました!

2018-01-29 23:30:37 | アジア・太平洋の文化

トランスナショナルなテーマ、古いようで新しいグローカルなテーマで博士号を取得され、さらに新しいテーマに取り組んでいる方です。沖縄の芸能がそのテーマの中に包摂されるので、お話することになったのでした。彼女の恩師が『沖縄独立論』の系譜をまとめているとのお話など、沖縄の動向は何かと研究テーマになっていますね。日本の縮図的な沖縄の位相かもしれませんね。いただいた洋菓子がとても可愛いので写真に撮りました!

 Sさんには、昨今の琉球舞踊の国の保持者認定問題とユネスコが登録した『組踊保存会』との関わりも含めて戦後の経緯を見てほしいと話しました。そして新聞社のコンクール制度とのリンクも無視できませんね。組踊保存会の立役の人間国宝が琉球舞踊保存会の会長ですから、琉球舞踊と組踊はかなり関連しあっていることになります。そして構成員がどうなっているかも細かく分析してほしいことなどもお話したのですが、復帰後の動向・偏向をどう分析するか、ですね。英語も堪能で海外の沖縄芸能の動向も視野に入れている様子で、是非屋宜先生が8・8・8・6の音韻も考慮して英語に翻訳された組踊にも目を通されて、海外発信も視野に入れてほしいものですね。ユネスコを視野に入れているならば、すでに屋宜先生が翻訳され書籍になっていて「組踊保存会」が表に出していない翻訳本には目を通すべきですね。←屋宜先生のご苦労に報いるように修正されて早く表に出してくださいね「組踊保存会」さんはー。

第三者の視点なり考察は沖縄の芸能文化を切開し、拓いていくことになる可能性はありますね。若い研究者に期待するところです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。