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「朗読超える斬新表現」マームとジプシー創立10年のツアー沖縄公演、芸能担当記者の記録!

2018-03-30 12:48:11 | アジア・太平洋の文化

「ジャンルの区分をができないけどすごい表現」と批評していますね。ジャンルの交差する表現活動が増えて行きますね。映像と舞台は戦前から連鎖劇のようになされていて、ライブ音楽と舞台も同様ですね。映像作家やパフォァーミングアーティストなど、こちらも越境していますね。

ネットでこのツアーの舞台についていろいろ読んでみて、結局「少女」をテーマにする藤田さんの演出に興味はあったけれど、銘苅ベースには行かなかったので、伊佐さんのこの記事は備忘録として助かります。北海道出身の藤田貴大が気鋭の詩人・作家と組んだ作品です。日本の若い演劇人がどの方向を向いているのか、興味深いですね。

新聞資料をめくっていると、復帰前に早稲田小劇場の頃の「鈴木忠志」一行も沖縄で公演していますね。演劇集団「創造」と交流を持っています。昨今、21世紀に入って現代演劇も中央の劇団や青森などの劇団などと交流が深まっているようで、いい傾向ですがー。中央の秀逸な舞台が那覇や沖縄市の「あしびなー」でもこの間も公演されてきていますが、昨今は少ないですね。すこし右系の舞台もあり、意外と沖縄の観客は直感的に察するのですね。俳優・女優の場合、演じることが目的で、作品意図に隠されたものを無視する傾向もありますね。ちょっと怖いです。杉村春子さんのような意識はなかなか簡単に持てないものですね。

移動する公演が何かと移動費だけでもお金がかかるのは事実でしょう。それを押して沖縄で公演される現代劇は丁寧に見なければですね。また北海道、沖縄と辺境にある地域を見逃さない視点もいいですね。坂手洋二さんの「燐光群」もたまに沖縄で上演していたのですが、最近は公演がないですね。沖縄三部作など、「普天間」以外の作品も上演してほしいですね。



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