最近、石川さんの展示について遅まきながら知りました。博物館・美術館の図書館で写真集を拝見して、ショップで購入しました。以前写真展示を何回か拝見したのですが、昨今は美術館にあまり足を向けていませんでした。
シェイクスピアの「マクベス」の冒頭に出る3人の魔女の言葉が思い出されます。真生さんは美しいの前に醜くも美しいと書いています。魔女の
Fair is Foul, and Foul is Fair.
きれいはきたない きたないはきれい
このセリフはよく知られています。
きれいはきたないきたないはきれい
醜く美しい 美しく醜い
膨大な写真集は嘘隠すことなく自らの人生を写真に撮りためています。
自らに正直に、生きたい。表現の手段としてレンズで撮りためてきた人生。
沖縄の歴史、現実への鋭い眼差し、疑問を問いただしていく目線は、家族に対しても冷たいと彼女は話しています。真実を追求する。事実を形にする写真の凄さが迫ってきます。
2020年の春から22年度はコロナ禍にあり、家籠りでした。気になったのは学生や周りの関係者のワクチン接種でした。危険性を何とか伝えたいと思いオンラインでも伝えたのですが、このブログでも真実を指摘しているサイトを何度か紹介していました。世界の闇と身近な闇が重なった明るい亜熱帯の島の日々でした。メインメディアのTVや新聞は信頼できませんでした。
石川真生氏による展示解説 「石川真生展:醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」より
上記の転載動画が消される可能性もあるので、以下にも張りつけておきます。真生さんの赤い表紙の図録は購入してすぐ知人に見てほしかったので、いま曙町です。