備忘録です!日本の女性たちの声は反映されていないのですね!背広族が社会をリードする日本!サムライニッポンなんですね。封建時代と現在とは異なると思うのですがー。先進国ではドイツ、イタリヤ、英国、カナダ、フランスがいいね。西欧では亜米利加も順位が落ちますね。
日本の国会(下院)における女性議員の割合は、現在、「世界最悪の人道危機」が起こっている南スーダンよりも低く、世界164位であることを知っていますか?(2017年6月時点、IPU調べ。)
下記は2016年度の表ですが参考までに。
上記で、刑法(性犯罪)と詩織さんの問題を通して、日本の性犯罪被害者は、法律や警察機関、司法で十分に守られていないことを書きました。また、共謀罪のために刑法(性犯罪)改正を「人質」として利用されたことを指摘しました。
どうして、私たちのリアルは、こんな扱いをされるのでしょうか?
私たちは、このウンザリするような現状が、議会に女性が少ないことに関係していると考えています。
今国会では、パリテ推進法という法案も話し合われるはずでした。パリテとは、フランス語で、「同数・均等」を意味します。いまの日本の議会では1割しかいない、女性議員の数をもっと増やして、議会の男女比を半々にしようという法案でした。
実は、この法案、与党も野党も賛成しており、国会で議論が始まれば通るはずの法案でした。
ところがパリテ推進法は、審議すらされず、宙ぶらりんのまま「延期」された状態になっています。秋の臨時国会や、来年の国会で通るかどうかも危ない状況です。
この法案に賛成しておきながら、自民党が審議を始めなかったのは、みなさん、どうしてだと思いますか?国会議員の中に、表向きは、この法案を支持しているかのように見せつつ、本当は通したくなかった人たちがいたのではないでしょうか?
実は、自民党は、近々、日本国憲法を変えたいと言っています。男女平等を定めた憲法24条も、ねじ曲げられてしまうと予想されます。こうした流れを細かく見ていくと、安倍政権は「女性の活躍」を目標にしていますが、私たちは、それはリップサービスに過ぎず、実際には女性の権利を弱め、女性たちの状況を悪化させているようにしか見えません。
今の政権では、私たちのリアルは、無視されるか、政治的に利用されるかのどちらかしかないようです。刑法(性犯罪)改正を「人質」に取り、共謀罪法を強引に成立させたのは、自民党を中心とした公明党、維新でした。