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ミツバチがブンブン飛び交う月橘の花!
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老木の月橘は甘い香りを放出する!このように年を取りたい。
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咲き続けるクチナシの花に驚く!
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純粋な白色は何を語るのか?
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(誰でも純真な心を持っている!)
琉球月橘の花の香りは、鼻腔まで染み込む。クチナシの花は、どこかまろやかでオシロイバナよりはつよく、甘やかで、化粧品の中に似た香りを嗅いだことがある。ネットで検索してみると、クチナシ(ガーデニア)の花は「天然香料は希少性が高く今ではほとんど使用されていません」と説明がある、しかしその香りに近い香水やオーデコロンは商品化されているようだ。ジャスミンの香りに似ているとの説明もある。
一方、琉球月橘(月橘の名は花が月夜に特によく香るためといわれる)の方もジャスミンと関係があるようだ。つまり2つの白い花の香りがジャスミンの香りに類似することは、確かなようだ。
ジャスミンはアジア独特の花で、エキゾチックな香りとして知られている。その濃厚な甘い香りはよく知られている。
沖縄では生垣としても植えられている。そのジャスミンと琉球月橘やくちなしの花の香りが類似し、満月の夜に咲くという説明を読むと、なるほどと感じた。
今庭では老木の琉球月橘に白い花が咲き、鉢植えのくちなしの花も昨今はよく咲いている。月橘の方が香りが強い。老木に多く咲いているせいもあるが、その香りが庭を埋め尽くしている。くちなしの花は咲いて、朽ちて落ちた後、また次の蕾が花になる。それが3週間も繰り返している。
満月に向かって花が咲くということを知った。月夜に濃厚な甘い香りが漂う庭で、猫たちもこの香りを嗅いでいるはずだ。彼らには違和感は起らないのだろうか。もともと野生だった猫だから、自然の植物の植生や香りは本能的になじんでいるのだろうか。
臭覚がすぐれているはずの猫たちである。実際はどうなのだろう。くちなしの花の咲く鉢の横でゴロンとなっている。問題ないのだろう。それにしても白い花々の醸す香りの濃密な甘さに神経が刺激されている。
香りを全身全神経でうけとめることができるのは、まれな幸せなひとときなのかもしれない。ありがとう!
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以下は転載資料です。
夏に甘い香りの白い花を咲かすクチナシ(梔子)。
クチナシ(梔子)は1m~5mくらいの常緑低木で葉はつやつやしていて葉脈がはっきりとしています。 最初白い六弁花が咲きだんだん黄色く、そして茶色く変色していきます。 花からはとても甘い香りがします。
クチナシ(梔子)は1m~5mくらいの常緑低木で葉はつやつやしていて葉脈がはっきりとしています。 最初白い六弁花が咲きだんだん黄色く、そして茶色く変色していきます。 花からはとても甘い香りがします。
クチナシの香り成分は?
その香りは少しグリーンノートが混じった甘いフローラルで、その濃厚さはエキゾチックな南洋の花を思い起こさせる。 主な香気成分はベンジルアセテート、リナロール、リナリルアセテート、ターピネオールなど。 ベンジルアセテートはイランイランやジャスミンの香気にも多く含まれている。
別名としてイヌツゲ(ただしモチノキ科にイヌツゲという標準和名の植物が存在する)、九里香、英語名オレンジジャスミン、シルクジャスミンなどともいう。また、コスメティックバークという異名ももち、葉と根は血行促進、鎮静作用、抗炎症作用があるとされる。ジャスミンの名がつくが、ジャスミンティーなどに使われるいわゆるジャスミンはモクセイ科であり別種である。
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庭物語の詩として作品化してみたい。