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東アジア交流基点に!沖縄は突き進むね!センスある日本(人)は東アジア統合に向かう!

2015-01-12 11:17:42 | 沖縄の過去・現在・未来

                                      (琉球新報、1月12日)

Euが戦争に戦争を重ねて、多くの血を流し合って今呻吟しながらも統合を維持しているのは、フランスやドイツの資源の共同管理だということに、ハットさせられた。

今朝の、この寺島実郎さんは去年も今頃エッセイを寄せている。沖縄に温かい視線を寄せている良識派の日本人の代表だろう。産業ツーリズムの提言は沖縄大学院大学の基礎実験を土台にした知の構築を意識したものだろうか。

しかし今、空の上ではF16がシャープな鋭い騒音をまき散らして飛んでいる。琉球諸島上空は彼らの自由の空間でいつでも自由に飛べる領土なのである。日米安保の絶対条項は憲法を上回るので、「ジャップ野郎、沖縄豚野郎」などと思いながら飛んでいるのだろうか?広島・長崎に核爆弾を落とした理由も、戦争を早く終結させるも一理はあったかもしれないが、劣化ウラン弾と同じように、実験材料にされた多くの日本人(80万人の死者)である。ソ連も南下していた。多くの餓死して死んだ日本兵の数は200万以上とも数値が出されている。何のための戦争だったのか?ピラミッドの上部にいた方々(中枢部)の罪は重い。それに盲目的についていった多くの日本人もまた罪深い。無知ですまされない。羊飼いの羊のように盲信していった、というよりシステムの中で身動きができず、その価値観の中に囚われ死者となっていった。メディアも国の意志にそった報道をした。国家意志が独裁者のように、貫かれ、歯車にのせられていた。末端までー。一部に反対する者たちは拷問と牢獄が待ち受けていた。表現の自由などなかった。今、表現の自由は守られているように見えるが、昨今の動きはどうなのだろう?

寺島さんの提言は前向きである。具体的な提案をぜひ沖縄県は取り入れてほしい。東アジアの「へそ」としての沖縄が強調されている。他人依存でない自立像をはいいね。本当の意味での観光立国モデルを!どう構築していくか?問われている。

それにしても新報の昨日のの特集は沖縄より人口の少ない多くの国々を含めた独立国家特集だった。年収も沖縄よりはるかに少ない国々が独立している。シンガポールの個人年収などははるかに日本よりいい。そうした小さな独立国家のありようを視野に入れると、沖縄の選択も増える。日米に押し付けられた基地を取り除くための独立も鍵になりつづける。

スコットランドが身近に感じられる昨今である。東アジアのゆるやかな統合が始まったらいいね。過去の痛み(悼み)や恩讐を乗り越えて、未来の可能性を追求したいものだ。

アジアは一つで多層、多層の多様性を生かしながら統合し、個性が生かせる社会であってほしい。


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