小さな物語の詩の中にヒュパティアが登場する。気になって調べてみた。紀元前のエジプトの都市アレクサンドリアに新プラントン主義哲学者の聡明な女性の存在があった。数学、天文学、哲学を極めていた女性が、キリスト教徒の暴徒に残酷に殺された。映画にもなった史実の女性、暇なときに見てみたいがー。
市川逸子さんの詩集は以前「千鳥が淵へ行きましたか」(第11回地球賞受賞作品)を読んで感銘を受けた。戦争をテーマに詩 . . . 本文を読む
(鶯はこの草木の間にやってくるのらしい)
≪呟き≫
犬のムクが逃げた。母を守っていた犬が逃亡した。
野原で叢であの世に逝ったのかもしれない。鎖につながれることのない自由な放浪の末に夢を見て終の眠りについただろうか?
朝の静けさ、寺の鐘の音色が響き、チチチチと鳴く鶯が回りを飛び回る、そんなひと時の幸せな気分はいい。
新聞社に送る短い論評を書くの . . . 本文を読む
ZNETの論稿である。翻訳アプリを利用して読めますね。Tea Party を含めアメリカの共和党保守派のアフリカ系・アメリカ人への視点の変わらなさが論じられている。マスターと奴隷の関係、その解放への不安など、現況は怠慢なアフリカン・アメリカンを支える白人層の構図で描かれたりもする。しかしその嘘を数値で示している。
American Conservative Politics and the . . . 本文を読む
那覇市の職員採用試験面接のウチナーグチの自己紹介の義務づけに異論も?琉球共通語は可能か?
松原敏夫個人詩誌『アブ』第12号の編集後期に次のような文章が書かれている。松原さんの思いである。「那覇市が採用試験の面接にウチナーグチでの自己紹介を義務付けるという。消滅危機に...
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きれいごとを書く人を信頼できない。人生魑魅魍魎がさまよっ . . . 本文を読む
先だって下地ミキオさんがお一人で寄宮の十字路で演説していた。大臣だった方が道端でマイクを持つ光景は、なぜか衆目を引いている様子はなかった。同じような未来の光景が島尻 安伊子さんだろうか?辺野古移設を早々と主張し、公約を覆し、政権中枢ですまし顔である。一般大衆は馬鹿ではないので、嘘つきには厳しい。辺野古移設を政府が強行することになった時、沖縄の民衆は諦観と政治への絶望の中で羊になっていくのだろうか? . . . 本文を読む
(2013年、11月20日、琉球新報)
田場 裕規さんのこの古典芸能についての論を読んで、引き込まれるいい展開だと感じた。しかし、読みながら違和感を覚えていた。演者が無私の心で役柄を演じる、それはそれでいいと思う。舞台の上では舞台上の世界がすべてでおそらくその「場面」で精一杯役に徹して唱えるのだろう。個人的な欲(誰よりもよく見せたい。際立った役者であ . . . 本文を読む
新作組踊や沖縄芝居をたくさん書いてこられた大城立裕さんならではの思いつき、自伝的琉歌集だ。写真とエッセイ、琉歌の日本語訳もついている。大城さんのやがて90歳に近い人生を振り返った琉歌集は、思いがけない発見に満ちている。こんな体験をされたのですか、と質問したくなるような琉歌が並んでいる。自伝と書かれているので、奥様やお子様方の写真もまた掲載されている。ご自分のプライベートな事柄も含め、かなり政治的に . . . 本文を読む
知人によるとこの創作舞踊は個人のリサイタルで披露され、かつ再演もされている作品とのことである。すると応募概要に当てはまりませんね。資格にあわないという事になります。12月9日、12月14日と二回国立劇場おきなわと名護市民会館で踊っている創作舞踊ですね。問題は仲程さんの二回の独演会で披露された「伊野波女童」を初演、再演とみるか、二回の場所を分けた公演を一回の独演会としてみなすか、なんでしょうが、独演 . . . 本文を読む
問い続けること、のみです。疑問を疑問のままに放置せず、追及すること、それよりほかに道はなく、逃げ場もない。真実のありか、無限≪有限≫の磁場への探求のみが未来への橋掛かりになっていく。小さな細胞の中に、小さなコミュニティーの中に、小さな空間の中に、発見がありえる。身近に答えが潜んでいるのかもしれない。生きているこの場所と空間の異変(シュール)は日常に沁みつつあるのかもしれない。東京の知人の電話では、 . . . 本文を読む
フェンスから顔を見せるアカバナーの花、昨今米軍基地のフェンスは注目の的!
へり墜落事故の現場を見に行った際沖国大近くで見つけたフェンスの網目をくぐって咲いているアカバナー。(S 氏が添付で送ってきたアカバナーの花です) これが表...
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フェンスのさまざまな表象を写真に撮るのも悪くないね!テーマが決まれば、それを意図的に . . . 本文を読む