毎月月末になると新幹線の中で各座席シートに備えてある「トランヴェール」と言う旅雑誌がリニューアルします。
昨日、3月号が置かれていて早速中を読んでいました。
すると、星野村天文台の話題が大々的に取り上げられています。 台長の大野さんの写真もばっちり写っています。
去年の10月の星まつりのブログで紹介した天文台です。
震災直後、天文台の大きな望遠鏡も御多分に漏れず地震で大破し、天文台の機能は失われましたが、東北の沢山の避難所を回って星の話をして来て地震直後も相変わらず綺麗に輝く星を見る事で、変わってしまった地表を少しの時間でも忘れる事ができると、多くの人が喜んだと書かれていました。 素晴らしい事ですね。
今では、写真に写っているように新しい望遠鏡も完成して以前の様に天文台も機能していて大野台長も益々元気で活躍されています。 これからもがんばってください。
ところで、今回のトランヴェール3月号は普通よりページ数が多くて厚みもあります。
「トランヴェール」の歴史なども書かれていて1988年4月号が創刊らしいです。
私が新幹線通勤を始めたのが丁度20年前の1993年4月でしたから既にその時には発刊されていました。 当時、会社の人に「トランヴェールを読みたいのでグリーン車にあるからもらってきて欲しい」と頼まれたのを切っ掛けに、その存在を知りました。
それが、恐らく2001年9月号で、私が所蔵しているトランヴェールの最も古いものです。
それから、思いつくとグリーン車に行って入口脇のポケットに入っているトランヴェールをいただいて来ましたが、ポツリポツリしか無く、連続では頂いてきていません。
ところが、2002年12月に「はやて号」の開業と同時に、一般車両の全ての座席に配備されるようになり、それからは欠かさず頂いていて、本棚には大量のトランヴェールが収まっています。
写真の横積みのと、縦置きの右側分が全てこれまでのトランヴェールです。
単純に計算すると12年分くらいになりますので、最低でも144冊くらいはあるはずです。 今月号が通巻300号と書いてあるので、その半分くらいは手元にある事になります。
途中、2回くらい私の所蔵品を見た人からどうしてもバックナンバーが欲しいと言われて、JRにお願いして送って頂いた事がありあす。
本当は、バックナンバーの取扱いは無いことになっていて、対応できないのですが私の情熱に免じてこっそり送って頂いたのです。その節はありがとうございました。
毎号、おすすめの温泉宿の紹介や、旅の楽しみ方、そして行って見たくなるようなきれいな写真が満載で、毎号楽しみにしています。
ところで、この「トランヴェール」は持ち帰り自由なので、誤解の無いように。 無断で頂いてきている訳ではありません。