いよいよパンスターズ彗星(C/2011 L4)が来月見られそうですね。
地形データも入れて3月17日の夕方の空をシュミレーションしてみました。
私の家の正確な座標地点から見た北西の夕空です。
彗星の見かけの地平線からの高度は低いですが、私の部屋の窓から正面方向になりますので、眼視での観測には何ら問題はなさそうです。
下の写真が実際の私の部屋から少し右方向の眺めですが、ほぼパソコンソフト上の地形と同じに見えると思います。
3月17日時点では実写写真上でのサッシ中央あたりに見えるということです。
しかし、今の技術はすごいでしょ。 上のソフト上での視野のほぼ左半分の部分が実写の写真の画角とほぼ一緒ですが、地形のシルエットがまったく正確です。
西方向は眼視での観測には問題ありませんが、写真を撮るにはいささか電線が邪魔になってしまって残念ながら適さないことが分かります。
どこかに遠征するしかないでしょう。
その後、毎日右方向に少しずつ見える方向が移動して行く事になります。 3月末からは朝は北東と夕方北西方向に1日2回見れるようになります。
以前のブログでも書いた様に、4月になって明け方にも見えるようになると私の家からでも風景的に写真撮影が可能となります。
でも、この時期になると光度がドンドン落ちて行って暗くなってしまいますので難しいところです。
明け方なら早く起きていくらでも自分でチャンスは作れますが、夕方では会社を早退してこないと見る事ができません。悩ましい限りです。