南半球ではすでにパンスターズ彗星が見えていますが、良く見ればその写真がネット上には載っています。
良く写っている写真をリンクしておきますが、330mmレンズでこの大きさだと、ほとんどヘールボップ彗星と見かけ上の大きさは同じくらいのはずです。
ヘールボップ彗星の16年も前とは世の中の環境も様変わりしていて、今回の様に地球の公転面を下から上に向かって交差する彗星だと、先に見る事が出来る南半球での情報がネットで即座に分かってしまうと言うのが凄い事だと思います。
でも、もう一枚のこちらの写真は、ちょっと貧弱な彗星に見えます。 先ほどの330mmの写真はトリミングされているのか?
103mmで恐らくF4弱くらいだと思いますが、103mmで16秒の露出だとちょっとガイド無では流れてしまってちょっと厳しいかも・・・
夕方だとまだ北極星が見えない状態で正確な極軸合わせができないし、彗星が遠くの山に沈んでしまうまでの僅かな時間に遠征先で赤道義を準備するには荷が重いので、固定撮影をしようと思っていました。
ヘールボップ位に明るくならないのであればちょっと厳しいですね。
その場の判断でやるだけやって見るしかありません。
日本での観測可能時期は、いよいよ来週になりましたね。