今日2月11日は私の誕生日。
2年前に引き続き誕生日に日光二荒山(ふたらさん)神社に出向いた。
二荒山神社では毎年この日に朝10時から「紀元祭」が行われ、その前に参拝しないと一般の参拝は午後まで出来なくなるため、今日も6時起きで7時に家を出て道路が若干混んでいたが8時半には輪王寺脇の駐車場に着いた。
帰りには輪王寺で護摩焚きをして頂くので何時も輪王寺に止めて東照宮入口に向かう。
昨日は風が強かったので、杉の落ち葉を巫女さんたちが掃っていた。
東照宮入口脇から二荒山神社に向かう石灯籠の道を進んだ。
途中、30人位の団体とすれ違ったが、中国からの観光客だった。
ニュースでも、中国の長期休暇の期間で日本に多くの観光客が来ると云っていたが、正しくその状況だった。
道の脇の水が落ちている所ではツララが出来ていて太陽に照らされ、綺麗だった。
境内に着いても普通ならこの時間は閑散としているのに、多くの人がいて聞こえてくるのは中国語のみ。 まるで中国に行ったみたいだ。
折角なので、境内に入って直ぐの所を左に降りて再度正面の鳥居から入る事にした。
暖冬と云いながら先日の雪は結構大雪だったみたいで、まだまだ雪の山があちこちにあった。
私達が社務所に着いた時、参拝の受付は私達だけだったが、参拝時間は9:30と告げられ待合室で暖を取った。
中庭の池にも氷が張っていて外はキンキンに冷えている。
30程待っていると、続々と大勢の人が集まって来たが、一般の参拝客では無く「紀元祭」の関係の方々らしく、結局参拝の時間が来ても私達夫婦のみでの参拝だった。
人数が多いと本殿の大広間での参拝となるが、人数が6人位までだと祭壇に一番近い特別な場所でお祓いをしてもらえる。
今日も貸切り状態で、祝詞をあげて頂いた。
しかし、本殿の大広間では紀元祭の準備で、笛や太鼓の練習が行われていたので、背後から賑やかな音を聞きながらの参拝となった。
これも、なかなか経験出来ないものですね。
お札を戴いて、外に出たところでおみくじを引いたら「吉」でした。
輪王寺の護摩の時間は11:00なので、まだ時間があるので何時もの如くお隣の奥の茶屋で暖かい物を頂く事にした。
中に入るには一般の方は有料だが、神社で参拝すると券をもらえて無料で入れる。
入って直ぐの左の場所には一番のパワースポットとか宣伝されている「高天原」がある。
神聖な場所におみくじを結んで行くのも如何なものかとも思う。
私は、おみくじは凶でも大吉でも家に持って帰ってじっくり読んで、どういう事なのか良く考える事にしている。
次に、最近放映されたブラタモリの番組でも紹介された大国様の手前の輪投げに挑戦し、見事一つ棒に通す事ができた。
大国様にもご挨拶した。
その後、朋友神社(みともじんじゃ)にもお参りして日光の霊水「二荒霊泉」の水も頂いた。
その脇にある茶屋がこれ。
ひっそりとしたたたずまいで、とても落ち着くので私は好きだ。
甘酒とココアをご注文。
暫らく暖を取って境内に戻った。
ここに写っている方々殆ど中国からの観光客です。
そんな境内の風景を見ていたら、始めてライオンが居るのに気が付いた。
昨年はあったかなぁ? 見るからに新しそうだし・・・ いつ設置されたんだろう。
以前は、この神社が縁結びの神様と云う話はあまり聞いた事無かったけど、ネットで見たらそんな事があちこちに書かれていて、確かに正面の鳥居の所にもそんな看板があった。
その良縁をこのライオン・・・いや狛獅子も叶えてくれる? らしい。
あちこちナデナデして来た。
「良縁?ってあなた今更、妻も居るのに何を言ってるの?」 と云われそうですが、もっと広義な人の縁だそうで、男女の縁と云うよりは人生で大切な人との出会いらしいです。
既に多くの大切な人との出会いをさせて頂いていますが、毎年この神社に参拝しているからだろうか?
その後、輪王寺で護摩を焚いて頂いて帰ったが、途中で寄ったスーパーで妻から誕生プレゼントを買って頂いた。
家に帰ると、娘と孫が来て誕生プレゼントだと言って何時も飲んでいる地元の「旭興」と云う美味しいお酒を持って来てくれた。
娘達が帰った後には宅配便が届いて、息子から広島の美味しい酒が届いた。
ついでに夕ご飯は、しゃぶしゃぶ鍋だ。
やっぱり、二荒山神社のご利益は確かにあるのか。
今年も良い誕生日を迎える事が出来た。