日曜は曇りながらなんとか雨は降りそうになかったので何時ものトレーニングコースを走った。
勿論スポークの音鳴りの確認も兼ねている。
走り出しは良かったのだが、10kmも走ると小さく「バキッツ バキッツ」と音が出始まった。
山岳コースの下りではやっぱし音が出た。
ただ、音の大きさは半減した。
グリースを塗った後、ティッシュで大方拭き取ってしまったのがいけなかったのか?
油切れを起こしたみたい。
でも、もっとネット検索していくとスポークが交差するような組み方だと音鳴りは仕方ないとの情報がたくさん出てくる。特に黒く塗られたスポークは顕著らしい。
確かに、以前のクロモリ自転車の白いスポークは音鳴りなど一度も出た事がない。
スポークはたわんで色々な恩恵が出るモノだから、カチカチで動かないのも良くないらしい。
最近のモデルでは、体重があまり掛からない前輪はストレートスポークの物も良くあるが、それならこんな音鳴りなど発生する要因が無い訳だからいいね。
今年マツさんが買ったアルミフレームの前輪はストレートスポークだったね。
私のMERIDA SCULTURA 4000は3年前の3月に買ったので3年と3ヶ月と云う所だが、走行距離は2万5000km位になる。
全てのスポークの交差部分を確認したが、9割位の箇所が結構擦れてお互いに削れているし・・・
那須の山の坂ばっかり走って、最近はダンシングばかりやってるし、下りはスピードも出るのでかなりの路面の衝撃をこのスポーク達が受け止めていてくれたんだなぁ。と、つくづく思う。
先日書いた様なコンパウンドでスポークの窪みを滑らかにしようとしたが、簡単では無かった。
スポークが交差する所にフィルム等を挟んではみたが、2本のスポークを手で握って交差部分を少し動かしただけで、ハサミで切る如く綺麗に切れてしまう。 いろんな材質のフィルムで確かめたが、全部ダメだった。
油分を綺麗に落として、黒のラッカー塗料を爪楊枝で綺麗に塗って2日間放置して、完全に乾いた状態で状況を見たが、今日確認してみると塗料はアッと云う間に擦れて無くなり地金がピカピカ。
今度の日曜日の那須高原ロングライドで、「パキパキ」音を立てて走るのも迷惑なので、グリスを交差部分にたっぷり盛って行こうと思う。
それなりに静かになる事は確かだ。
もはや、スポーク全交換かフォイールごと交換しかないのか?
なら、多方面から考えたらフォイールごと交換した方が安い場合もあるだろう。
今シーズンは我慢して来年までには結論を出したい。
痛い失費になりそうだ。
でも、リアのフォイールのスポークもかなり交差部分が削れて窪んでいるが、なぜ走行時に音が出ないのだろう?
何かどこかに秘密がありそうだ。
解明できればいいな。