フラワーワールドから先マウントジーンズまで、ずーと坂道続きだったけど、マウントジーンズのすぐ先にはやっと気持ちよくスピードが出せる谷がある。
谷って事はまたすぐ登りになる訳だ。
一つ目ダンシングで一気登り。 2つ目、疲れた・・・! シッティングでゆっくり登って八幡の交差点に到着。
ここが最初の足切り点で、私のコースは12:00が足切り時刻。
余裕の11:00に到着。
ここは標高1040mくらいになる。
さて、これからが激坂続きのボルケーノハイウェイだ。
どこまでトレーニングの成果が得られるか。
目標は歩く事無く全行程全て自転車で登る事。ただし、3分以内の休憩は取る。
ここまで、随分と張り切り過ぎて来たので、ちょっと心配なところもあるが、坂道は苦しくもあり、楽しくもある。
他の誰でも無く自己との勝負だし、嘘付けない。 やるしかない。
いざ!
登ったよ登ったよ。
北温泉入口で一旦休憩。
そこから大丸駐車場まで頑張った!
トレーニングの成果としては、この坂道でも時速8km以上で走れた事と、あまりハンドルがふらつかずに走れたこと。
そしてシッティングでもあの「ニョキッ」と云った感じのぺダリング感覚が無く、ストレートに力が出せた事。
これまた、参加直前に購入したフルクラムのフォイールのお蔭だと思う。
大丸駐車場に着くと、おーっ!居た―! 悪魔おじさんだ。
早速自転車を置いて会いに行ったョ。
悪魔さんは覚えていないだろうけど、毎年立哨ボランティアしていてお目に掛かっている1年ぶりの再会だ。
相変わらずの赤いママチャリで最高地点まで登って来る。 すばらしい体力と気力の持ち主だ。 尊敬するね。
悪魔おじさんは100kmコースなので、先に走っていてもう下りの途中な訳だ。
私と写真撮った直後に下って行った。 何てったってママチャリだからねェ凄すぎる。
さあ。元気もらったぞ! 休憩。
喉カラッカラ。
飲める物は何でももらう。喰らう。
バナナも2つ。
近くの人がかき氷食べてるぅ~。 どこにあるんだ?
GETGET!
最高に旨い。
このエイドは、100kコースと80kコースの人しか来ないので空いていて、何でも待たずに頂ける。
さあ。 更なる激坂を制して峰の茶屋に大手!
行くぜー!
と、張り込んではみたが・・・・ やっぱこの坂辛いわ。
自転車降りて歩いている参加者続出。
でも、私はロープウェイ乗り場までがんばっちぃました。
10分くらい前からサイレンが鳴り響いていたが、どうやら救急車が来たらしい。
ロープウェイ駐車場の警備員の話しでは、下りで参加者の自転車が転倒して搬送されるのだと。
自分も気を付けないとね。
知ってはいるが、この先の道がまたそれはそれは恐ろしい程の急坂な訳だ。
こころして挑戦だー!。
辛い、苦しい、もうダメだ!
と、思った時、見えた。 峰の茶屋の駐車場の一部が・・・
遂にここまで上がって来た! 駐車場に着いた時、涙がこぼれそうになった。
これが、峰の茶屋の駐車場に着いた瞬間だ。
一人で登った時にはこんな感動は無かった。
極限まで達する前に休んでいたから・・・
さあ、目的の「うなぎり」はどこだ~!
有ったよあったよ。
「おばさ~ん。 二つちょうだい!」
「だめ、ひとりひとつだけ。 2つ目は200円頂きます」
へェー!金出しゃ買えるんだぁ。知らなかった。
最初見た時、あのパックごと一人分として頂けるのかと思ったよ。「あんなに食えないな~」なんて思ったのが恥ずかしい。
良く見ると、左上に書いてあるし・・・・
旨いよ。うまい! 確かに大きなウナギがおにぎりの中で泳いでた。
みんな地べたに座り込んで放心状態で居る。
ここにいる人はみんな頑張った人ばかりだ。
この達成感。 何かに挑戦する事をしない人には分かんないだろうな。
山の頂上付近は暗くて、なんかヤバそう。 雨には降られたくないね。
足の疲れを癒やして、水分も充分摂って、さあ下ろうと思ったら下りは団体行動らしい。
先頭になった人がスピードコントロールしないと、私みたいに暴走する人が居るので危険回避のため10人くらいづつのグループで一軒茶屋まで下るらしい。
ブレーキ掛けっぱなしで、手が疲れる。 それよりも誰かのブレーキパット溶けてないか? ゴム臭かったぞ。
つづく・・・・・