昨日のサイクリングの途中、藤幹夫さんの陶芸ギャラリーにお邪魔してみました。
このブログでも過去何度も紹介しましたが、あの三日月の茶碗で有名な陶芸家です。
暫らくの間ギャラリーを閉めて更なる陶芸の研究をしていた様で、かなり久々の再会です。
以前から作っている三日月の作品はこれ。
この夕暮れ時の空の変化がそのまま湯飲みになっていて、とても味わい深い作品です。
勿論、私の家にもあります。
以前にも書きましたが、3.11の震災で夕月の湯のみが欠けてしまって、写真の湯飲みはその後再度買った物です。
普段使いは、少し縁が欠けてしまった湯飲みを使っていて、お客さんが来た時に新しいのを出します。
どちらかというと、湯飲みでは無く日本酒のおちょこ代わりだったりしますけど・・・
左側の器は、とても使い易くておしゃれで我が家の食卓には無くてはならない器になっています。
一時はもう手に入らないかと思って、とても大切に使っていますが、あと2つくらい欲しいと思ていました。
今回、久々の訪問で真っ先に目に入りました。
ありました。 良かった。
青紫的な色合いの器がありますが、これも上品な器でこれも何かと小鉢として多用しています。
この器に入れると、安い食材も美味しそうに見えます。
とてもすべすべしていて綺麗です。
ギャラリーには以前からある作品とは違った新たな個性的な作品がありました。
急須です。
手作り感のある急須は、落ち着いていて温かみを感じます。
夕月の茶碗や花瓶等の様に光沢の無い作品は、わたし的には使うと云うより飾って置きたい焼き物です。
この急須はその中間。
今までは折角の素晴らしい作品なのに、販路が弱くなかなか思う様に売れなかった様ですが最近ネットでもかなり人気の陶芸になったと云う事です。
まだ乾燥途中の大きな坪を見せてくれました。
このゴツゴツ感がとてもいい感じで、焼き上がったらきっと良い作品になると思います。
どんな釉薬を使って、どんな色に仕上がるのか楽しみです。
私は普段使いするのにギャラリー左手奥にあったこんな器を見つけました。
手前中央は形的には湯飲みっぽいですが、右奥のはどちらかと云うとお蕎麦のつゆの器に使ったら蕎麦がとても美味しくなりそうな気がします。
最後に「ラッキー」ご登場。
このギャラリーの看板ネコ。
相変わらずの人懐っこい性格で、特徴的な耳。
そして、このしっぽ。
体と同じくらいの大きさ?? まるでタヌキか。
秋になると「芸術の秋」と云うように、私の心の中にも芸術心が湧いて来ます。
こんな花瓶に生け花さしたらさぞ綺麗だと思う。
日本の四季は良いですね。
最後にこの藤幹夫さんの陶芸作品の販売サイトをご紹介しておきます。この行をクリックでリンクします。(注:猫は売り物ではありません。笑)
月はありませんが、この日の夕暮です。