nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

全館床暖房のありがたさ

2020-12-20 08:04:56 | 住まいの情報
前回ブログで予告したとおり、今回は全館床暖房の我が家の現状についてです。
雪が降った日の状況です。

先ず、外の状況について。
外壁の温度は陽の当たる部分でも2.8度でした。
寒いですねぇ~。
天気情報によればこの日の明け方の気温は「-3度」だった様です。

さて、この状況で家の中は如何に!
リビングの床の温度は20.5度


20度ありますから当然と言えば当然ですが、普通に靴下履いている状態で特段冷えたりしません。


ペアガラスの樹脂サッシのガラスの温度は約15度です。
外の温度とは12度も開きがあります。
極最近の一条の家は3重ガラスになっているので更にその差が有ると思います。


北側の外に面した壁は約16度。


床暖房はエアコンと同様に室外機があって電気でポンプを動かし、空気中の熱エネルギーを集めて水を温めて家中に張り巡らされたパイプで床を温めます。
とても効率の良いシステムになっています。

私は「通常温度設定」は25度にしてあります。
実際、制御盤の送り出しパイプの温度を測ると25度あります。


戻りのパイプの水温は21度です。
ほぼ床の温度に近いですね。

この状態での部屋の空気は約19度です。


エアコンを併用すればあっという間に25とかに出来ますが床が暖かいので上げても23度くらいが限度かと思っています。
25度にすると顔がほてって暑いです。
更に高気密・高断熱のためエアコンを切っても長時間その暖かさは持続します。

これは、私の書斎での実験ですが、23度までエアコンで室温を上げました。
エアコンが温風を送付し始めて約10分です。

そこでエアコンを止めて元の19度まで下がるまでの時間を確認してみました。
この実験は8年目にして初めての試みで、今までも体感はしていたものの驚きの状況でした。


19度の室温をエアコンで23度まで上げて、そこでエアコンを停止して、20度近くまで下がるのに2:30も掛かっています。

その後2:30経過頃に部屋のPCとモニターを起動した影響だと思うのですが、室温が下がるどころか上がってしまい、19度に戻る事は有りませんでした。
ちょっと失敗に近いですが、また後でPCの起動等をせずにどのような結果になるかデーターを取りたいと思います。
でも、PCごときで1度近くも室温が上がるんだね。
それに、旧家屋だったら恐らくエアコン停止後10分で元に戻っていたと思います。


ただ、この時のデーターが凄過ぎた裏には、停電のため24時間換気システムも止まっていたのと、エアコンを使っていなかったので壁や天井の温度と空気の温度に大きな開きがなかったので室温低下が殆ど無かったのかも知れないと思っています。
何にしてもサバイバル状態で平然として居られるだけの住環境が維持されるってやっぱり凄いと思います。

●結論
熱交換効率90%の一条の高効率な24時間換気システムですが、そこはやはり換気が稼働していれば多少なりとも熱が奪われるのは仕方ない事で、健康的な生活を送るには新鮮な空気は不可欠ですね。
あくまでもそこに住む人間が主なのですから・・・

床暖房の温度はあまり高くせずに体調によって寒さを感じる時にはエアコンで室温を程々に上げるのが最も快適で省エネな使用方法だと考えます。

10分程度で室温は希望値に達して、その後エアコンはアイドリングに近い状態になりますからエアコンでの電力消費をあまりせずにその温度を維持できると思います。

元に戻りますが、私の様にそこまでの贅沢を求めなければ現状のまま床暖だけで何も不自由は無く、今後も普段の生活でエアコンは要らないという事になります。

今までどおり必要が生じたらエアコン稼働ですね。

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