「たけのこ」って、「筍」って書いたり「竹の子」って書いたりしますが、「竹の子」は出てから10日以上経ってある程度大きくなった竹を指すそうで、その状態ではもはや硬くて食べる事は出来ないです。
幼馴染の友人が嫁いだ先の家の裏山の筍を頂く様になって、もう4年目でしょうか?
確か還暦の同窓会でLINEを交換してからです。
この家の裏山と云うか庭の脇と云うか直ぐ脇の竹林の筍はアクが無い事で有名らしく、最初に頂いた時には疑いを持っていましたが、直ぐにその疑いは晴れました。
アク抜きなど一切しないのに全くアクがありませんでした。
今年は道具を借りて自ら掘らせて頂きました。
管理しないと竹藪になってしまうので、採って良い筍と残す物を区別するため、家の方が事前に印をつけておいてくれます。
自分で掘るのは今回で3回目だと思いますが、一番最初に掘った時には汗だくになるし、腰は痛くなるし上手く採れないで大変な苦労をしましたが、今年は15分くらいであっという間に汗をかく間もなく10本ほどを採りました。
3年目でかなり手慣れて来ました。
家に帰るのに1時間程。
帰って即座に煮ました。
半分に切って中身を手で起こせば簡単に綺麗に取り出せます。
皮もバレる事無く散らからずそのままビニール袋に入れて行きます。
ほんの20分程で全ての筍を取り出しました。
この皮は堆肥場に突っ込んでおけば1年くらいで土になります。
ありったけの鍋を総動員。
1時間30分茹でました。
鍋には水以外何も入れていません。
今までは火を止めてからそのまま一晩おいて翌日味付けして食べましたが、待ちきれず茹で上がった筍を直ぐに味付けしてみました。
そばつゆで味付けして8分煮ました。
煮物は冷める時に味が滲みるので、更に1時間待てば出来上がり。
全く渋みなど無く普通に食べれました。
これってやっぱり「奇跡の筍」です。
過去様々な方から「アクの無いたけのこ」との言葉と一緒に筍を数限りなく頂いて来ましたが、アクが無かった事など一度だってありませんでした。
(もしかすると「アクが少ない」って云ってるのかな?)
水だけで茹でただけなのに、全くアクが無いなんて貴方は信じられますか?
翌日は畑のサヤエンドウとスナップエンドウが大量に収穫出ました。
それと三つ葉とネギとパセリも全部自家製無農薬。
妻が作ってくれたのは・・・
サヤエンドウはキャベツとの炒め物。
スナップエンドウは茹でてマヨネーズ付けて食べます。
ミツバとネギは醤油味の卵とじ汁です。
そしてタケノコ!!。
自然の恵み満載です。
春っていいねぇ。
Yさん、美味しい奇跡の筍、何時も頂いて本当にありがとうございます。
感謝です。