>
>餅の話
>
>うちの近所の市場に餅屋ってあるのです。
>「餅は餅屋」って言いますが
>餅屋ってどうなのっておもってました。
>私は、年に1回雑煮用の餅をその店でで買うだけです。
>やっていけるのかなあって。
>
>どうも、話によると12月年末から鏡餅の作成がはじまり
>1月の成人式、その後も結婚式、棟上式など
>けっこう需要があるのですね。
>
>年末31日、ふだんは閑散としたその餅屋には
>珍しく、若い高校生くらいの男の子が数人餅を丸めてます
>店先には女子高生の女の子が販売をやってます。
>次から次に出来上がる、お餅。
>10個入りのパックを買うと
>店の隠居の爺さんが、「搗き立てだから、まだ熱いよ。
>湯気がでるから、家に帰ったらパックから出してね」って。
>
>
>正月、その餅を食うのですが
>煮ても崩れず、焼いてもうまいです。
>さすが搗いた餅はうまいです。
>スーパーで買う餅とはちょっと違うんだよなあ。
>
>ふと、思い出したのですが
>昔、母方の田舎で餅つきをしたことを・・
>
>その頃はまだ、おじいちゃんもおばあちゃんも元気で
>親父もお袋もおじさん、おばさんも若かった。
>親戚一同が集まってね、
>石の臼を出してきて、狭い中庭でみんなで搗いたなあ。
>
>蒸篭で蒸しあがるもち米
>熱々のもち米を臼に入れ、杵ですこしこね
>粘りが出た頃におもむろに搗き始める。
>
>杵にひっつかないように、水のついた手で
>餅をひっくり返します。
>搗く人とひっくり返す人の息が合わないと危ないですね。
>
>小学生だったわしも手伝って搗かしてもらったもんです
>杵が重くてねえ・・
>
>出来上がった餅は、粉がふられ大きな鏡餅と小さな鏡餅に・・
>そして女手で丸められて、雑煮用の餅や
>きなこ餅やあんこ餅に
>搗きたてのきなこ餅はうまかったなあ・・
>
>何時しか、時はたち
>おじいちゃんも年をとり、親戚もばらばらになり
>餅つきをすることもなくなって
>自動餅つき機がとって変わりました。
>
>機械の餅って、叩くんじゃなくってすりつぶすっていう感じ
>出来上がりはやっぱ違うんだよなあ・・
>
>年に1回だけど
>その餅屋で餅を買うたびに、当時を思いだすんだよなあ。
>いい時代だったなあ。
>餅の話
>
>うちの近所の市場に餅屋ってあるのです。
>「餅は餅屋」って言いますが
>餅屋ってどうなのっておもってました。
>私は、年に1回雑煮用の餅をその店でで買うだけです。
>やっていけるのかなあって。
>
>どうも、話によると12月年末から鏡餅の作成がはじまり
>1月の成人式、その後も結婚式、棟上式など
>けっこう需要があるのですね。
>
>年末31日、ふだんは閑散としたその餅屋には
>珍しく、若い高校生くらいの男の子が数人餅を丸めてます
>店先には女子高生の女の子が販売をやってます。
>次から次に出来上がる、お餅。
>10個入りのパックを買うと
>店の隠居の爺さんが、「搗き立てだから、まだ熱いよ。
>湯気がでるから、家に帰ったらパックから出してね」って。
>
>
>正月、その餅を食うのですが
>煮ても崩れず、焼いてもうまいです。
>さすが搗いた餅はうまいです。
>スーパーで買う餅とはちょっと違うんだよなあ。
>
>ふと、思い出したのですが
>昔、母方の田舎で餅つきをしたことを・・
>
>その頃はまだ、おじいちゃんもおばあちゃんも元気で
>親父もお袋もおじさん、おばさんも若かった。
>親戚一同が集まってね、
>石の臼を出してきて、狭い中庭でみんなで搗いたなあ。
>
>蒸篭で蒸しあがるもち米
>熱々のもち米を臼に入れ、杵ですこしこね
>粘りが出た頃におもむろに搗き始める。
>
>杵にひっつかないように、水のついた手で
>餅をひっくり返します。
>搗く人とひっくり返す人の息が合わないと危ないですね。
>
>小学生だったわしも手伝って搗かしてもらったもんです
>杵が重くてねえ・・
>
>出来上がった餅は、粉がふられ大きな鏡餅と小さな鏡餅に・・
>そして女手で丸められて、雑煮用の餅や
>きなこ餅やあんこ餅に
>搗きたてのきなこ餅はうまかったなあ・・
>
>何時しか、時はたち
>おじいちゃんも年をとり、親戚もばらばらになり
>餅つきをすることもなくなって
>自動餅つき機がとって変わりました。
>
>機械の餅って、叩くんじゃなくってすりつぶすっていう感じ
>出来上がりはやっぱ違うんだよなあ・・
>
>年に1回だけど
>その餅屋で餅を買うたびに、当時を思いだすんだよなあ。
>いい時代だったなあ。