「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



やっぱり秀和だ。本と言ったら秀和だと実感。

今日は少し早めにあがって、帰り道は久々に三省堂に。
やっぱり時々本屋に行って本を眺めないと乾いて死んで
しまうのだ。

取りとめも無く色んな本を眺める。ふと目に留まった
のがシブすぎ技術に男泣き!の単行本。

数ページパラパラと眺めてみて、そのままレジに行って
お買い上げ。(この本は秀和じゃないよ)
帰りの電車で読み始めて、そのまま一気に。目頭が
あつくなるな。特に山口さんが最高だ。
それと、「プロとシロウトの違い」がグッと来た。

ハードウェアは趣味でしか弄ってないけど、なんか
ココロに自然に染み込んできたな。


あと久々の三省堂なので、大量に本を眺めて回る。
オイラが前に買ったのはどうやら図解 レンズがわかる本
だったらしい。引越しの時にダンボールに詰めてから
仕舞ったままになって、どっちだか判んなくなってた。

あらためて図解入門 よくわかる最新レンズの基本
と仕組み
をパラパラ眺める。うーん、こっちのほうが
厚い分濃いみたいだ。さすが秀和だ。八潮の秋月で
買ってきたレンズを複数組み合わせるための計算を
やるとなると、久々に光学系の本を読み直したい
んだよな。できれば秀和のを改めて読んでみたい。
けど、とりあえず当面読むひま無さそうなので
今日は買わずに我慢。

物凄くマニアックなのはガベージコレクションの
アルゴリズムと実装
。うわぁ、マニアックだなぁ。
ガベージコレクションは、大昔PC-8001の
BASICで遊んでた頃から期になって仕方の無い
部分だったんだけど、まさかこれだけでこんなに
分厚い本になるとは…。ぜひ一度読んでみたいんだけど
今日はパス。

あと気になったのは筒井康隆のアホの壁 (新潮新書)
(これも秀和じゃないけど)
パラパラめくって、凄く興味をひかれつつ、その他に
3冊の本を仕入れ済みだった事を思い出し、我慢する。
読むのは一人だ。時間は一人分だ。厳選しないと。

それにしても、秀和の技術系の本は読み応えがあるな。


その足でマルツに寄って(どの足だ?)、D級アンプIC
TPA3122Dを買って帰る。これはとりあえずハヤニエに。
そのうち弄ることに。


手をつけるのが後手後手になっていたコンポジットビデオ
のアナログ64色カラーの実験。ブレッドボードに部品を
少しずつ挿し始めたところ。


何と言っても抵抗の数が40本ほどありつつ、その
配線もブレッドボードでは大混雑なのが目に見えて
いるので、1ヶ所間違えただけで多分ゼロから
やり直しだろうと。で、そうならないためにこんな
抵抗が沢山ある実験の場合、オイラはまず

こんな風に機能ブロック毎に抵抗をセロテープで
纏めておいて、マジックペンでマークを入れておく
みたいな事をします。
(写真中央は+Cr信号生成用の抵抗)

メンドウでもやっておかないと後で上へ下への
大騒ぎになるので、この作業は結構大事。

今日できるところまで進めて、あとはちょっとずつ
進めることにしよう。

上手く動くといいな。



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帰りがけ、本屋に寄ってようやくジパング43巻
(最終巻)
を購入。

タイムスリップっていうテーマの作品だから、
どう考えても面白くしかなり得ないんだけど、
やっぱり面白かった。

沈黙の艦隊と同じように、なんっていうか
残尿管を禁じえない結末ではあったんだけど、
でもまぁ、個人的には「そういうことね…」とか、
「あの初期のストーリー展開はここへの伏線
だったのか」とか、練りに練られたお話。

そもそも、現実は作り話ほどドラマティックでは
ないのだ。そういう意味で、淡々と後日談が
語られた分、良かったのかも。

そして作者の後書きにこめられた思い。

子供の頃に、気合を入れて描いてみた漫画も
2ページで意気込みが萎えたとのこと。それが
これだけ緻密なストーリー、惹き込まれる絵と
構図、登場人物一人一人の設定とその思い、
学校では深く習うことの無かった近代史…
それを壮大な作品に仕上げたのは

  「アドバイスを与えつづけた編集者の力」
  「描く能力を持ったスタッフの力」

と記されている…。

まぁどこまでがリップサービスかは判らないけど、
さいとうたかを氏のゴルゴ13にしてもやはり
こうしたスタッフの力と、色々な示唆を与えて
くれる編集者がいて初めてここまでのモノが
出来上がるんだとあらためて思う…。


Kindleなどの電子書籍への流れは、オイラ
一人がブツブツ呟いたところでもはや決して
その流れが無くなることは無いんだけど、
見るに値しないものが量産されていってしまう
可能性というのは受け入れがたいな…

(オイラのサイトも同じだけど)ネット上には
正直見るに値しないかも…ってサイトは結構ある
けど、嫌ならそういうwebのサイトやサービスを
利用しなきゃいいだけなんだけど、活版印刷
以前から人智を記して伝えてきた既存の紙媒体の
        「本」
を駆逐する形で低品質なモノが置き換わっていく
のだとすればやっぱり憂慮するような類の話
なんだと思う。

本は、紙であれ紙で無くあれ、単なる文字の羅列
じゃぁ困るのだ…時間というコストを掛けてまで
読む必要がなくなっちゃう。
同じ時間を掛けるなら、youtubeで仔猫ちゃん
を眺めてた方がマシというもの。

品質の高いものはコストが掛かるというのは
いうまでも無いことなんだろうけど、デフレの
さなか、食べ物を見ても着る物を見ても、なかなか
そうも言っていられないのかなぁ…うーん。

ただ、

電子書籍の世界に大量の低品質な書籍が溢れ、
アタリショックが再来した場合、それまで
知識を文字に紡いで行く人材が流出・霧散し、
「本」と言う物の概念自体が変わってしまう
かもしれない…

活版印刷によって、人類は良質なドキュメントを
たくさんの人がアクセスできるようになったけど、
書籍の電子化は、低コストでアクセスできる程度の
書籍的なものが大量に氾濫する世界なのかもしれない。
書籍の電子化は将来歴史を振り返ると「三大発明」
に準えるような進歩ではなくて、その全く逆の
評価を受けることになるかもしれない。

ゲーム界でアタリショックが起きてもそれは
あくまで遊びの世界。短い歴史の世界の話。
「本」の世界でアタリショックが起こると、
そのインパクトはゲームどころの騒ぎでは
ないのでは?ととっても心配。

ジパングはもちろんそういう人智を描き留めた
というモノというより娯楽作品だけど、この手の
マンガに限らず書籍全般の品質が下がっていく
…すべての書籍が同人誌化してしまう…
ような世界って、どうなのよ?

デフレって、給料が下がるだけじゃないんだな。
うーん。

そうそう。FREEを読んでみないと。
この辺りの将来像について、何らかの示唆があるんだと
思うんだよな…。



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ようやく本を読む時間が少しずつ取れるように
なってきたので、しばらくは積ん読消化月間。

ここ数日で読んだのはやさしいUML入門―
Javaオブジェクト・モデリング
。今日やっと読了。

UMLはこれまでに何度も齧りかけては吐き出して、
齧りかけては吐き出して…
なんだか解んないけどなぜかオイラの御口に
合わなかった…

この本を読んで、これまで以上にUMLが噛み砕けて
来たのは確かなんだけど、なぜ御口に合わなかったのか
その点がようやく見えてきた。

一つには、解りづらいアイコン類やその使い道、
色々な図と図の関係性、そして処理言語系との
つながりのわかりにくさ。

まぁ、その辺はこの本読んである程度掴めた。
特に付録部分がなかなか纏まってて良し。
ユースケース図ドリブンの概念もそこそこ腑に落ちた。
ただ、やっぱアイコン類とか表現方法がイマイチ過ぎ。

特に一番ユーザの目に触れるであろうユースケース図
は困ったもの。外部のアクターは何故人型のアイコン
で書かないといけないの?
外部のデータベースも人型のアイコンとして書く
っていうのはどうしても解せない。そんな幼稚園児
の落書きみたいのをどうやってユーザに説明すんのよ?
結局ユーザに説明する時には、ユーザ説明用の
ドキュメントに焼き直ししなきゃいけ無いジャン。
非効率。


もう一つはドキュメンテーションを1つの統一規格に
しようという考え方そのモノに無理があるということ。

業務分析~設計~製造のドキュメンテーションって
いうと、昔からUML以外にも数多の手法があるのは
周知のとおり。
その手法。オブジェクト指向を取り込むにあたり、
手法そのモノを全世界統一基準的なモノに纏めあげ
て行こうっていう思想自体は悪くないんだけど、
そもそもそこに無理があるんだな。

そもそもそういう”一つの思想・世界観に統一”
っていう考え方は、西洋ならではの宗教観から
生まれてくるのかもしれない…。
もともと唯一絶対神しか認めない歴史上の宗教観が
根付いた文化だから、やっぱり「統一」とか「唯一」
とか、現代でもそういうのが好きなんだろうな。

一方ニッポン。ニッポンには八百万(やおよろず)
の神がいるという文化・世界観のお国。もともと
統一とか唯一とか言うことがココロの琴線に
引っかかり難いのかもしれない。
で、統一(unified)などという事へのコダワリも…。

そもそもお客様は神様。そしてその神様は八百万柱。
いや、全世界では八百万どころじゃない…。
とすれば、統一することに意味があるわけじゃなく、
お客様指向で考えれば八百万通りの表現方法の方が
都合がいい。究極のカスタマイズ。究極のワンオフ。

開発の効率化や標準化は確かに大事かもしれない
けど、人型アイコンにデータベースの意味を見出す
苦労をユーザに課すより、ある程度の枠組みだけ
決めて置く方がよっぽど使いやすい気がする。

開発コスト削減は大事だけど、UMLはあくまで開発者
の目線であって、ユーザ目線には立ててない気がする。

そんなことでは結局、リリース後にユーザから
  「そんなこと言ってない」
  「そういう意味ではない」
  「あれもこれも実現されてない」
みたいな話になるのが目に見える…。
多分象牙の塔に篭っていいのは学者さんだけなのだ。
(いや、むしろ最近仕事上お話させて頂いている
 学者の方々は象牙の塔になど篭ってないんだけど…
 技術者のほうが象牙好きなのか?)


まぁ、ゼロからUMLを触ってみるには良い本かも
しれないけど、UML自体はオイラにはあまり
必要が無い気がするな。

UMLがオイラに必要無いって事が判ったことが
唯一の収穫か?
あ、クラス図くらいは十分役に立つかも。

まぁ、八百万の神なのかガラパゴスなのか…。
前者の良いところが認められることを祈りつつ…。


次はどの本に手をつけようかな…



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VBの代わりにGUI画面でグリグリ編集しながら
簡単にアプリが作れる環境が欲しい…ということで
先日からあれこれ入門書を探しているわけですが、
昨日書いたwidestudioの本と併せて、eclipseの本
頼んでありました。

で、とりあえず今日届きました。

まぁ、買ったのはいいんだけど、基本的にはjava
みたいな中間コードで実行っていうのは処理速度上
アレなので、できればやっぱりネイティブコード
で動かしたい…

というわけで、まずはやっぱりwidestudio。
eclipseの本は読んでる時間取れそうに無い
けど、まぁ、これは当面積ん読でもokかな。

いずれにしても、デバッガも含めて最低限必要な
開発環境を確保することが最優先だな。


この間作ったmidiモニタ用のwindowsアプリ
もそうなんだけど、VB.netはどうやらシリアル
通信に使うと処理が追いつかないみたい。っていうか
.net環境自体がシリアル通信に向いてないってこと
だと思うので、その代りに使うIDEなら何でも
いいんだけどね…

まぁ、日本産のwidestudioにおいらとしてはココロが
動きつつあるので、そっちがうまく使えるように
なったら申し分なしなんだよな…。



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amazonで頼んでたWideStudioの本が届いた!

なので早速世界にコンニチハを。


widestudioは最新版をダウンロード・インストール
して置いたので、あとは本を読みながら操作の仕方
とかを理解してくだけ。

パッと見はVBの編集画面と随分違うので少々面食らう
んだけど、1個1個の画面やボタンの意味は本読めば
すぐに解っちゃう。あれだね。VBみたいにウィジェッド
をドラッグアンドドロップで貼っていって、適当に
プロパティーを弄って、あとはイベント毎の動作を
書いていけばサクサク組み上げられちゃう。

強いていえば、独自のテキストエディターが無くて、
デフォルトでnotepad.exeを使うことになっちゃう
のが少々不便かな。

でもまぁ、GUIの部品で必要そうなのは一通り
揃ってるし、GUI以外もネットワークやDB関係
も揃ってるので、結構使えそうな感じ。
でも残念ながらシリアルポート用の部品はない
みたいなので、ファイル入出力のAPIとかで
組まないとダメみたい。まぁ、只なんだから
少しくらいは苦労しよう。1回書けば使いまわせる。


使ってみて、問題はあれだな。

一つは「トレース実行」って言う簡易的なデバッグ
機能を使ってみたところ、トレース情報がウンとも
スンとも言ってくれない。何かおかしいこと
してるとも思えないんだけどな…
トレース画面開いて、「start」ボタンでトレース開始
して、作ったウィンドウ上で操作… 無反応。
WSGFtraceも無反応。うーん。


もう一つはデバッガ。gdbでデバッギングする
んだけど、起動するとwarningが出ちゃう。
alt.dllとやらがansi対応のものなので、unicode
対応のものにしなさい!って言われて止まっちゃう。
うーん。そんなもんインストールした覚えないぞ
と思って、HDD内を「alt.dll」で検索したけど
そもそも無いよ、そんなライブラリ。

うーん。
いつも言っちゃうけど、オイラはこういう環境面
でトラブルのが大嫌いなんだよな。えらく時間が
掛かるか、自分ではどうすることも出来ないか、
だいたいどっちかだからなぁ…。

デバッガが動かんと、どうすることも出来ないじゃ
ないか…

本に収録されていた古いバージョンでもインストール
してみるかな…。


でもまぁ、これだけの環境が無料で使えるって言うのは
凄くうれしいな。
もうちょっと使い込んで、もうちょっと使い慣れたいな。
手足のようにしたいな。



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