「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



カラー化に向けて、ビデオ出力をするための実験道具は
そろいました。スルーレートと周波数がそこそこ高い
汎用オペアンプです。単価が安いやつ。

ビデオ出力を75Ωの抵抗に繋いで、その両端の電圧を
オペアンプに繋ぎ、非反転で1倍増幅すれば1Vppになる
ので、これをテレビに繋げばオペアンプ毎の出力特性(にじみ
など)が目に見えるようになるかと企んでいます( ̄ー ̄)。

汎用品のオペアンプでも、幾つかのアンプはこの程度のドットの
細かさならこなせる可能性は高い気がします。

ただ、やはり単電源(5V)のオペアンプではあまり性能の期待は
できませんねぇ。総じてスペックは低いです。

まぁ、実験してみるまでです。こうご期待!



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秋月に寄って、オペアンプをいくつか買ってきました。

白黒のビデオ信号ならAVRの各出力ピン電圧を抵抗で
分圧するだけでもなんとか生成できてしまうのですが、
カラー信号となると、抵抗による分圧だけでこなそうと
するといろいろ難しい話になってしまいます。

使用するピンの数とか、出力できる色の数とか…
それ以前に、上手くマッチする抵抗値の計算をする
のが白黒以上に大変です。

一方、ビデオ用オペアンプでアナログ値の演算を行うと
なると、8ピン1回路内蔵のモノでも秋月価格200円。
RGBもしくはYCbCrの3本の信号では計600円。
AVR本体の方がはるかに安くなってしまいます。
これでは贅沢。

ソニーのCXA1645を使うとすると1個1000円
(秋月価格)。それに、既に製造中止のようなので
再現性に乏しい…。

で、よくよく考えたら、たいして細かいドットを
出力しているわけではありません。
1ドットは6クロック分なので、白黒白黒…と
繰り返すと白+黒で12クロック。

ということは、白と黒を合わせて一つの波と考えると
波の周波数は1.66…MHz。そしてその波の振幅は
1Vpp。

これ以上の周波数域で1Vpp以上の出力が可能な
オペアンプなら、汎用品の安いオペアンプでもなんとか
なるんじゃないか?と目論んだ訳です。
(腐った映像になるかもしれませんが)

で、秋月で安いオペアンプの中から「出力電圧対周波数特性」
と「スルーレート」のバリエーションを幾つか揃えて
買ってきました。

(最低でもスルーレートが二桁以上あるものが欲しかった
 のですが、さすがに汎用のオペアンプでは二桁は難しい…)

周波数的には2~3MHzで2V程度出力できるものは
幾つかありました。まぁ、もともと無茶な実験なので
ある程度妥協が必要です。

時間が出来たら、オペアンプをとっかえひっかえして、
テレビにどう映るか(もしくは映りすらしないか)を
確かめてみようと思ってます。既存の白黒映像出力を
使って。

さすがにビデオ信号用のオペアンプと違って、ドットの
エッヂがファジーになったり、下手したらシンクロ信号
すら認識できなくなっちゃったりするかもしれないんですが、
まぁ、挑戦したら得るものは多少あるのでは?と。

もし白黒でそこそこ映ることが確認出来れば、
カラーコンポーネントでも多分なんとか使える
だろうと思われます。

はたして、どうなることやら…



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秋月の新製品に、R8マイコンが300円で登場しました!

以前から一度試してみたいマイコンではあったのですが、
開発環境が手元に無いのでためらってました。

300円かぁ。

R8C/29グループっていうのがどんな位置付けの製品か
よく分からないんだけど、スペックを見ると、
romが16KB、RAMが1KBで20MHz動作。

これだけ見ても、AVRのMEGA168あたりと同じくらい
のスペックだなぁ…いいなぁ…



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秋月の新製品ページに載っていたLCDディスプレー、
夕方秋月に寄ったら店頭に並んでたので買ってきちゃいました。

秋月のサイトでダウンロードできるPDFファイルでは
どんな風に制御できるのかが良く解らなかったので、
付属の説明書を読んでみたくて…

で、帰ってきてから読んでみたんですが、サイトからダウンロード
出来るPDFファイルと大体同じでした…(TへT)

ただ、ざっと読み直してみたら大体のことは解ってきた
気がします。

いずれ時間が出来たら、ちゃんと実験してみたいと思います。
半田ごて握る時間が…



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AVRスプライトを何とかカラー化したいと思って色々調べたり、
ぼんやり考えたりしていました。

コンポーネント信号でとりあえずRGB各1ビットの8色だけ
実現するか、それともRGB各2ビットで64色対応とするか…

多色対応とすると、コンポーネント信号を実現するのに一番
確実なのはやはりオペアンプを使ってアナログ値で演算する
ことなんだけど、ワンチップマイコンより高価なビデオ信号用
オペアンプを使うのはナンセンスだし…

うーん、そもそも、Cr、Cb信号の電圧ってどの程度なんです?
って思って、30分くらい真剣に検索かけて調べてみたんですよ。
Y信号は白黒コンポジット信号と同じなので、-0.3Vから
+0.7Vまでの1Vppですが、じゃぁ、Cr、Cb信号の
電圧の範囲って、結局何Vなのか? なかなか判りません。

Y信号に重畳させる青や赤の割合はwikipediaとか見ればわかる
んだけど、一方、Cr、Cbの電圧の範囲が何ボルトなのかが
探しても探してもぜんぜん情報ありません…

アナログ信号なのだから、まさか緑信号に対して赤や青の
レンジが狭いということは無いだろうと思うので、
(信号線のダイナミックレンジを活かす為に)多分、伝送の際に
一旦レンジを広げておいて、受信側で元のレンジに戻すという
事をやっているんじゃないかなぁ…と予想。

なんて考えてたら、なんとchanさんのサイトよく読んだら
書いてありました。さすがchanさんのサイトですね!!!

http://elm-chan.org/works/yuv2rgb/report_j.html
このページの丁度真中あたりにかかれています。
CrやCbの電圧は、-0.35Vから+0.35Vまでの
0.7Vのレンジということのようです。助かりました!
これが知りたかったんですよ!
(ちなみにペデスタルレベル=0Vで、シンクロ信号は
-0.3Vです。)

これを使うと、RGB各1ビットの8色に限定してしまえば
赤や青がオンの時にそれぞれ0.35V、オフの時は
-0.35Vとすればいいはずなので、これなら5Vの
出力を抵抗で分圧して、オンなら0.35V、オフなら
-0.35ボルトにすればよいと。

まぁ、抵抗の分圧で-3.5Vは難しいから、シンクロと同じ
-0.3Vで代替してもいいのでは?(と思ってますが…
ホントにそれでいいのか???)


そうなると、問題はY信号の方。RGBのそれぞれが
オン/オフの8パターンについて、輝度レベルに相当する
然るべき電圧が出力されないとならないわけです。

まぁ、それもRGB全部がONの時に470Ωになるような
3つの抵抗の組合せを考えればいいのであろうと…

うーん、野望に向かって1歩前進といった感じ。( ̄ー ̄)
あとはプログラムだな…



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