大天井岳の左に牛首山2526m

今夜、泊まる山小屋は大天井岳を左下に捲いて下っていき、牛首山との鞍部にある大天井ヒュッテだ。
ここからの道は私が初めて歩く道。「大天井ヒュッテへ30分」という標識があったが、長く感じながら下った。
計画では15:00に到着の予定だったが、一時間遅れて初めての山小屋に入ることができた。

大天井岳２９２１m

常念乗越から３時間近く歩いてきた。前方に大天井岳頂上とその下にある山小屋、大天荘も見えている。
とにかく夏山のように蒸し暑い。下界は33℃になるという予報だったので、その暑さが山の上にも上がってきているようだ。

吊り尾根も見えてきたぞ

前穂高と奥穂高間の稜線がつくるカーブ、吊り尾根も見えてきた・・のでズームしよう。

一瞬 槍ケ岳現る

雲の動きが早い。もう少しでお槍が見えそうだぞ～と、ちらちら左手を見ながら歩いていると・・・
ハイどうぞ！と。　　　ここまで歩いてくると小槍も見えてきます。

歩いてきた横通岳～常念

東天井の乗越から振り返ってみた。安曇側から湧いたガスは穂高側からの風に押し戻されているようだ。
3日後はまた、ここを通ってもどります。

チングルマ

東天井のお花畑にはチングルマのヒゲ「そう果」が揺れていた。多くのそれは飛び散っているのだが。

トウヤクリンドウ

今日の尾根歩きは槍穂高のパノラマは期待できないのかもしれない・・。
尾根道に咲くトウヤクリンドウをうれしく眺める。

秋の楽しみはこれです

　横通岳の樹林帯を越したあたりで昼食にした。
食後のデザートは、クロマメノキのつまみ食い。甘酸っぱくて美味しい！
今回の山歩きではザックのペットボトルの水を取ることが面倒な時はこれ！に度々お世話になった。
写真の黄葉している葉っぱは、スミレのコマノツメ。

今回の小屋泊まり山歩きに用意した２回分の昼食と副食、非常食のリスト
・おにぎり4個
・味噌パン小　6個
・かりんとう饅頭　3個
・レバーの串刺し　3本
・焼き鮭　3切
・胡桃と小女子の佃煮
・ミョウガと生姜の甘酢漬け
・干しアンズ　１袋
・飴玉
・アミノバイタル（アミノ酸2200mg）3包

常念乗越にでた

登山口から4時間。常念乗越に出たが、このとおり・・。
常念小屋に寄ってちょっとおしゃべり、トイレ休憩。さあここから大天井岳をめざして尾根歩き。

今回、カメラはコンデジだけにし、肩紐に着けている。
ザックの重量は約9kg（お茶１ℓ、水500mlを含め）

胸突き八丁のトリカブト

このトリカブトは登山道に乗り出して咲き残っていた。それではちょっと撮らせてねと。

胸突き八丁の岩清水とオオバミゾホウズキ

夏の盛りにはミゾホウズキが咲乱れているところ。今日は少しだけ残っていた。
ここで美味しい水補給してこれからの急登に備える。

山の神で無事を願う

登山口から15分、大きな橡の木の祠に登山の安全を願った。いつものように。