横岳でご機嫌なお花見ができました。これから硫黄岳を経て、赤岳鉱泉へ、そして今朝車を置いてきた美濃戸山荘駐車場へ3時間の予定で下ります。
横岳の下りで一瞬、硫黄岳のガスがとれた。
手前はジョウゴ沢火口、向こう側は爆裂火口
頂上からみた爆裂火口↓ 火口いっぱいに、雲でおおわれていた。
さて、下りましょう!
日当たりのいい斜面にはミヤマカタバミやヒメイチゲ、シロバナイチゴなどが。
赤岳鉱泉へ向けて下り始めると、中山尾根越しに、ようやく主峰赤岳2899m~中岳~阿弥陀岳2805mの頭部だけが見えた。
気温は7時、行者小屋に向けて登り始めた時は10℃だった。午後15時には21℃に上がり、蒸し暑い。
樹林帯の残雪はこの程度で、昨年より少なかった。
岩登りの殿堂、大同心もこのように雲から顔を出した。
大同心、小同心、そして横岳西壁をズーム・・・あのあたりにはツクモグサがいっぱいだろうか。
鉄分の多い水が流れる沢。赤岳鉱泉で休憩し、北沢に沿って美濃戸へ下る。
美濃戸が近づいた時、道端にクリンソウ・九輪草を見つけた。
17:00 美濃戸山荘駐車場到着。 朝7時歩き始めたので、10時間の山歩きになった。
里に下りてみた八ヶ岳は多くは雲の中。右端に主峰・赤岳を、中央に横岳、左端に硫黄岳だが、雲に覆われ見えない。
“お疲れさま!愉しかったね!” “来月は爺ヶ岳に日帰りでどうかしら?”などと話しながら車を走らせた。
18:10、長和町道の駅 19:00松本と、明るいうちに帰宅できたのでした。