1ヶ月ぶりの木曾。天気が良く、道路の状態も問題なさそうだ。
次兄の状態は大きな変わりがないというが、顔を見ないと自分が落ち着かない。
奈良井川の土手道からみるアルプスは今日もきれい。
乗鞍岳もピーカン。その左隣ある木曾御嶽山もこれならきっといいはず・・・
木曾谷の入口、本山辺りからみえる西穂高岳
10時、木曽福島の町の手前から開田高原に入った。
国道は除雪され、この時間になると乾いていて心配なく走れる。
新地藏トンネルをくぐると大きな雪ダルマが出現。
開田高原観光案内所のブログでは「かまくらまつり」をやってるよとか、白川氷柱群がきれいだよと宣伝しているが、今日はパス。
私は木曽馬の里から御嶽山を見ればいいので、そちらには向かわないことにする。
おみやげ食事センター前に積上げられた雪の山に登って撮る。
今日の剣ヶ峯の裏側・地獄谷からあがる噴煙はおとなしい。山頂は気温が低いので水蒸気は激しいように見える。
噴火警戒レベルは4から3になった。4㎞以内に入っていた田ノ原や黒沢登山口、御嶽スキー場もはずれたが・・・春からどうなるかしら。山に残された方の捜索はなどといろいろ思いながら眺めた。
おみやげ食事センターは休館中。その前の駐車スペースは狭いので、撮影は短時間で済ませ、次の車のために場所をあけた。
福島の町へ戻る
↑ 山村代官屋敷前の信号
町なかの狭い道を避け、木曽川左岸の道を通り木曾病院向かう
今日の次兄は調子がいいのだろう、唸り声を出さずひとりで静かに休んでいた。耳元で話しかけたら眼を開けてくれた。カメラの画面の御嶽山を少し見つめただけで眼をつむってしまった。義姉の家族は百歳を前にして亡くなったおばあさんの3回忌の法事をやっている。終れば夕方そろって見舞ってくれるだろう。兄のおでこをさすってからベッドを離れた。
↑ 新地蔵トンネルをぬけ、黒川辺りから木曾駒をみた
日義からみた木曽駒ヶ岳
午後も山には雲がつかず、鹿島槍から五龍など後立山連峰もくっきり。
13時半、どこにも寄らず松本へ帰った。